【ブギウギ】清水くるみ、大学の卒論は朝ドラ研究 芸能活動15年で初出演「嬉しくて泣きました」

俳優・清水くるみが、主人公・福来スズ子(趣里)とUSK同期入団のリリー白川を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、出演が決まった時の心境や演じる役の印象などをコメントした。

リリー白川を演じる清水くるみ【写真:(C)NHK】
リリー白川を演じる清水くるみ【写真:(C)NHK】

主人公・スズ子と梅丸少女歌劇団に同期入団のリリー白川役

 俳優・清水くるみが、主人公・福来スズ子(趣里)とUSK同期入団のリリー白川を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、出演が決まった時の心境や演じる役の印象などをコメントした。

 まずは出演が決まった時の気持ちをコメント。

「『てるてる家族』(2003年)を見たのがきっかけで女優を目指したので、朝ドラは自分の中ですごく大きな存在です。大学の卒論で朝ドラ研究をしたほどです。15年間芸能活動をやってきて初の朝ドラ出演で、いままでいつかは出演したいとずっと思っていたので、『ブギウギ』に出演できることになって本当にうれしくて泣きました」

 演じる役はスズ子とUSK同期入団の娘役。仲良し同期3人組の一人。実家が裕福でバレエを習っていたこともあり、鈴子たちより少し実力がある。楽天家で器用さもあり、うまく立ち回ることもできる才女という設定。清水はどんな印象を持っているだろうか。

「ぶりっ子な役なのかなと思っていたのですが、台本を読んでみると“女子に嫌われない女子”という印象です。憎めない感じになったらいいなと思いながら演じています。女性と男性の前ではキャラクターを変えているんですけど、女性には結構ズケズケものを言うからずっと猫をかぶっているわけじゃないんです。『グループにひとり、こういう人もいるよね』というような人物です。梅丸少女歌劇団(USK)のメンバーは、それぞれ演者の性格が役にぴったりだねってよくみんなで話しています。ただ、私自身は名古屋出身なのでリリーのコテコテの大阪ことばには苦戦しました。よく話すキャラクターなのでアドリブも言いたいのですが、大阪ことばなので言えないことも多くあり、普段から大阪ことばを話したり、関西の子と会って話をしながら直してもらったりと工夫しています」

 撮影現場の雰囲気はどうか。

「撮影現場はとても楽しいです。撮影期間が空いたときは、みんなに会いたくて仕方ありませんでした。みんなでご飯を食べに行ったり、一緒にダンスの練習をしたりしてとても仲良くなりました。ダンスの練習は大変で足がパンパンになりましたが、大変だったことより楽しかった本番が印象に残っています。歌劇の衣装やメイクは初めてで、憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです」

 最後は視聴者に向けてメッセージ。

「登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それをみんながわかりやすく演じ分けているので、多くのキャラクターが出てくるUSKパートは全シーンがおもしろいです。リリーとしては洋食屋のシーンが一番自分のキャラを出せるところだなと思っています。『ブギウギ』は脚本がとてもおもしろく、趣里ちゃんがヒロインにぴったり!重たいシーンもスズ子のキャラクターで重たくならないのがすごいんです。歌とダンスが融合しているドラマは珍しいし、たくましく、強く生きていくヒロイン・スズ子にパワーをもらってください」

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