菅野美穂、人生変えたインド旅行 帰国後の信号待ちで感動「みんなルールを守っている」

俳優の菅野美穂が14日、都内で行われたテレビ朝日系の連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(19日スタート、木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席。「人生がガラッと変わった事件」を聞かれると、「インド旅行」と答えた。

制作発表記者会見に登壇した菅野美穂【写真:ENCOUNT編集部】
制作発表記者会見に登壇した菅野美穂【写真:ENCOUNT編集部】

影響を受けた言葉も明かす「お金ない」

 俳優の菅野美穂が14日、都内で行われたテレビ朝日系の連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(19日スタート、木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席。「人生がガラッと変わった事件」を聞かれると、「インド旅行」と答えた。

 菅野は「世界中魅力的なところはいっぱいあるんですが、インドを旅行したのは強烈でして。頭をパカッと開けられて脳みそをぐしゃぐしゃと素手で触られているような衝撃を受けた」と表現した。

 続けて「日本に帰ってきて信号が赤になったときはみんな待って、青になったら一斉に歩き出すことに感動した。みんなルールを守っている。インドではバイクのクラクションは危ないときに使うのではなく、『俺が通るから退けよ~』っていう。それで『ああ~』って思いました」と思い出を披露した。

 インドを旅行するには“26歳が適齢期”という説があるようで、ドラマの共演者である鈴鹿央士に「これからですね」とコメント。また木戸大聖がちょうど26歳だと知ると、「このドラマが終わったらインド旅行に行ってください。26歳で行くと人生観がいいバランスになる。あまり若くして行ってしまうと、強烈すぎる」とアドバイスしていた。

 また、これまでに影響を受けた言葉を聞かれると、母親からの「健康と貯金と仕事のありがたみは失ってからではないとわからない」と紹介。「すごく大事だなって思って。『お金あるの?』と聞かれたら『ない』って答えなさいとも言われて。子どもにスーパーで『お菓子を買って』と言われたら『お金ない』って言っています(笑)」と話して笑いを誘った。

「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」を受賞した入江喜和氏による同名漫画が原作。主婦・伊沢ゆりあ(菅野)が、倒れた夫の介護、愛人との同居、嫁姑問題を痛快に乗り越える姿を描く。

 菅野は「ゆりあさんは石のようにどっしりと構えていてどんなことにも揺らがない。尊敬の気持ち。私もどちらかと言うと女性らしさより男っぽさでやっている」と共通点を紹介。しかし、「(要介護になった)夫のおむつを変えて、夫の愛人の子どももお世話するのは、よっぽどの人。本当に見上げた女性だと思って演じている」と語った。

 会見にはそのほか、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子も登壇した。ドラマの初回は拡大スペシャル。

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