声優の津田健次郎が14日、都内で行われた写真集『ささやき』発売記念会見に登壇。9年ぶりにリリースした写真集の見どころを語った。

　声優として『呪術廻戦』『チェンソーマン』『ONE PIECE FILM RED』に出演し、俳優としても活躍する津田の最新写真集は、ナチュラルな姿を追った豪華144ページ、オール撮りおろしの1冊。ビタースイートなオトナの魅力満載の体温が伝わるような写真集となっている。

　津田は今作のオファーについて、「第1弾から9年経つみたいなんで、もう写真集はないだろうと思っていました。このタイミングでいただけますかと思って、ちょっとびっくりして戸惑ったのが正直な気持ちです」とコメント。コンセプトを聞かれると、「緩い日常的な力の抜けたものがいいんじゃないかと思い、見ていただく方と距離感が近い感じのものがいいと思いました。一緒に時間を共有しているような。そこはブレず作りました」と語った。

　自己採点は100点と大満足な様子。「一緒に過ごしてますよ、マイペースに過ごしてますというのが、一番自然にいられますし、そこはまったくブラさずに（撮影した）。ある種の空気みたいなものが生まれて、空気感も含めて伝わればいいなと思っております」と説明した。

　50代での写真集発売となり、「歳を重ねてくると、時間の流れが早くなる。日々どれだけ、ちゃんと生きられるか、よりよく生きられるか。より密度高く生きていけたらと思うようになりました」と心境の変化を告白。今後の活動については、「エンジン全開フルスロットルで、モノづくりの人間としてもやっていきたいと思っています。映画を撮りたいので、絶対にやりたいと思っています」と宣言していた。