歌手の浜崎あゆみが7日、現在開催中の『ayumi hamasaki 25th A（浜崎のロゴ）nniversary Live Tour』の兵庫・京都公演の開催延期を発表した。

　公式サイトで延期が発表されたのは8日の兵庫公演と9日の京都公演。公式サイトで理由について、「浜崎あゆみの体調不良の深刻な悪化により、兵庫・京都公演を開催延期とさせて頂くこととなりました」と報告し、「ご来場予定であった皆様には、大変心苦しいお知らせとなりますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

　続けて、「10月2日の神奈川公演の前後から続く喉の不調、及び、体調不良の悪化を受けて医師の診察を受けたところ、急性咽頭喉頭炎、及び、急性副鼻腔炎の併発という診断を受けました」と説明。

「公演を延期することなく、ステージに立つことができるよう手を尽くして参りましたが、現時点で声が出せる状態ではなく、ライヴを全うできる身体の状態ではないことから、満足のいくパフォーマンスをお見せすることができないという結論に至り、マネジメント判断でこのような決定を下しました」と続けた。

　また、「浜崎本人はこの決定に納得しておらず、今も公演を実施したいと主張しておりますが、マネジメントとしては今ツアーのみならず、今後の浜崎あゆみのアーティスト活動に支障を来しかねないため、このような決断をさせて頂きました。苦渋の決断ではございますが、兵庫・京都公演を延期とさせて頂き、万全の状態でツアーに戻ってこれるよう、療養に努めさせて頂きます」と浜崎本人の状況についても明かした。

　そして、「なお、当初より掲げております“47都道府県ツアー”を実現するため、振替公演の開催を検討、調整しております。振替公演、及び、チケットの払い戻しに関する詳細につきましては、決定次第、ファンクラブアプリ、並びに、オフィシャルホームページ等でご案内させていただきます」とアナウンスした。

　エイベックス代表取締役の松浦勝人氏は自身のXで「TAとあゆのファンの皆様へ　あゆ元気になってツアーに戻れるように頑張るって言ってたよー！　見守ってあげてください」とつづった。