【らんまん】最終回、まさかの“伏線”に視聴者号泣「このときの台詞を書いたのかな」「涙腺崩壊」

俳優の神木隆之介が主人公・槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜午前8時)。29日放送の最終回(第130回)では、ついに図鑑が完成。万太郎の新種に込めた思いに「朝から号泣」と話題となっている。

神木隆之介【写真:ENCOUNT編集部】
神木隆之介【写真:ENCOUNT編集部】

29日放送の最終回(第130回)

 俳優の神木隆之介が主人公・槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜午前8時)。29日放送の最終回(第130回)では、ついに図鑑が完成。万太郎の新種に込めた思いに「朝から号泣」と話題となっている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が新酒「輝峰」を持って槙野家にやってくる。寿恵子(浜辺美波)、虎鉄(濱田龍臣)、千歳(遠藤さくら)、千鶴(本田望結)ら家族みんなで綾と竹雄の酒を味わいながら、楽しい時間を過ごす。

 図鑑の完成直前、万太郎は新種・スエコザサを加えようとしており、「光によう映える。葉の表面には白い毛が生えちゅうけんど、その細い毛が光に透けてきれいじゃった」と竹雄に説明した。

 そして、ついに完成した図鑑を寿恵子に見せて愛を語り合った。表紙になったのは寿恵子が好きだと言っていた牡丹。最後のページを飾ったのは新種「スエコザサ」、学名は「ササ スエコアーナ マキノ(sasa suwekoana makino)」だと話すと、寿恵子は「じゃあ、万ちゃんと永久にいれるのですね」と涙を流しながらほほ笑み、永遠の愛を誓い合った。

 スエコザサを表現した万太郎の言葉は、新婚当時、朝日に照らされた寿恵子について言った「寿恵ちゃんはまつ毛が長いのう……生え際もかわいいし、うぶ毛が朝日に透けちゅう」という言葉を思い起こさせるものだった。

 視聴者も、「これが伏線っていうんでしょ?」「このセリフもスエコザサの特徴に繋がっていたんだね」「眠るすえちゃんに見惚れて観察していた万太郎の言葉を思い出す」「スエコザサの特徴からこのときの台詞を書いたのかな」「スエコザサの美さに掛かっていたんだね」などとSNSで反応していた。大団円を迎え、「朝から号泣」「涙腺崩壊」「あ~、ロスだよ」といった声も上がっている。

 作品は江戸末期に生まれ、激動の時代に、草花を愛し、夢に向かって人生をまっすぐに歩んだ植物学者・槙野万太郎(神木)の生涯を描くオリジナル。

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