サッカー元日本代表の中澤佑二、元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が18日、都内で行われたスポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう！』のイベント、『「プロサッカークラブをつくろう！ ロード・トゥ・ワールド」Owners’ Fest. 2023 Autumn with デル・ピエロ』に登場した。

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　冒頭、中澤が壇上に登場すると客席に集まった約50人の男性ファンからは大きな声援が。熱烈な歓迎ぶりに「女性人気ありましたっけ？」とおどけ、会場を笑わせた。さらにこれまで何度かゲームのイベントに出席した経験を明かし、「今日のように僕に熱い声援を送ってくれるところはなかったです。今日は最高です。もうこれで満足して帰りたいです」と盛り上がりに驚きの表情を見せた。

　途中、デル・ピエロ氏が自身の考えるベストイレブンを発表するコーナーが用意された。ディフェンスライン発表の際には中澤は「気になりますよね、ここが」と期待を寄せたが、惜しくも選出されず。中澤は「忖度（そんたく）なかったですね～」と悔しがったが、デル・ピエロ氏は「日本人選手は選ばないように、と言われていました」と返し、優しくフォローすると会場は大きな拍手と笑いに包まれた。

　また、事前に寄せられたファンからの質問に回答するコーナーでは、デル・ピエロ氏に「プレッシャーのかかる場面はどう乗り越えてきたのか？」や、「サッカーを楽しく上達できるアドバイスは？」などさまざまな質問が寄せられた。

　これにデル・ピエロ氏が真摯（しんし）に回答する様子を見て、中澤は「価値観や、最初から最後まで質問に丁寧に答える姿に改めて好感を持ちました。こうやって引退してもサッカーに関わっていかなきゃいけないんだな、と本当に勉強になりました」と一言。「今日は盛り上げ役で来たんですけど、（キャラクターとしての）ポジションを変えようかなと思いました。業界的には5年に1回キャラ変しろ、っていうのがあるらしくて。今年5年目なので、これから真面目なキャラでいこうかな」と続け、キャラ変することも示唆した。

　イベントにはタレントの小嶋真子、お笑い芸人のクロワッサン。、『サカつくRTW』プロデューサーの宮崎伸周氏、同開発スタッフの中村優太氏、フリーアナウンサーの若月弘一郎も登場。配信イベント後にはフォトセッションやオーナーズミーティングなどが開かれた。

『プロサッカークラブをつくろう！ ロード・トゥ・ワールド』は、セガのサッカーゲーム『サカつく』の面白さをスマートフォン向けに再現したゲームで、クラブ運営や選手育成・補強、手に汗にぎる試合展開など正統派『サカつく』を踏襲したシステムを、複雑な操作なく手軽に楽しむことができる。また、シリーズ初の世界同時展開により、世界の『サカつく』プレイヤーたちと競い、「世界No.1サッカークラブ」を目指すことが可能となっている。