俳優の哀川翔が14日放送の日本テレビ系『ダウンタウンDX』（木曜午後10時）に出演。強面俳優を一発で倒したというエピソードの真相が明かされた。

　哀川や小沢仁志などが「コワモテ芸能人集結スペシャル」に出演。映画『アウトレイジ』やVシネマなどに出演し、仲野太賀の父親としても知られる中野英雄とのエピソードを語った。

　お笑いコンビ・鬼越トマホークから「中野英雄さんを一発で倒したっていう」と、哀川の“伝説エピソード”が紹介され、事件の真偽を問われた哀川は、「東京出てきたばっかりの、19ぐらい？　だったから、そのときにたまたま」と本当であることを認め、ダウンタウンらスタジオを驚かせた。

　そして、阿佐ヶ谷の仲間のもとへ遊びに行った際に中野と初対面。「20人ぐらい若者がいたんですよ。それで、全員パンチパーマかけて、ちょっとヤクザチックな洋服着てるから、『ほら、子供なんだから、そんなやつらみたいな洋服着ちゃダメだよ』って言ったんですよ」と注意したという。

　すると、「（中野が）『なにを～!?』ってきちゃったんです。何言ってんだみたいな感じで」と反発されたと明かす。そして、胸倉をつかまれた哀川は、中野の胸倉を握り返した瞬間に「トンってやっちゃった。バチーって放りこんじゃった」と頭突きを浴びせたと明かした。

　もっとも、この事件をきっかけに中野とは仲良くなったといい、松本人志も「そこから仲良くなることがねえ？」と驚きを示した。けんかでの出会いが普通だったかと小沢から聞かれると、「まあまあまあ、若いときはね？」と返し、スタジオの笑いを誘った。