宮根誠司、ジャニー氏性加害のメディア責任を明言「テレビは視聴率を取りたくてあえて追及しなかった」

フリーアナウンサー宮根誠司(60)が10日、MCを務めるフジテレビ系『Mr.サンデー』(日曜午後10時)に生出演し、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を語った。特に「マスメディアの沈黙における被害拡大」の反省を力説した。

宮根誠司【写真:ENCOUNT編集部】
宮根誠司【写真:ENCOUNT編集部】

フジテレビ系『Mr.サンデー』で力説

 フリーアナウンサー宮根誠司(60)が10日、MCを務めるフジテレビ系『Mr.サンデー』(日曜午後10時)に生出演し、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を語った。特に「マスメディアの沈黙における被害拡大」の反省を力説した。

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「テレビとかは魅力あるジャニーズのタレントさんに出てもらいたいわけですよ。で、視聴率を取りたいわけです。だから、そういううわさがあってもあえて追及はしませんでした。誰も。これは本当に猛省しなければならない。スポーツ新聞の記者とか芸能リポーターの方も、『取材させてもらえないかもしれない』というところがあって、踏み込めなかったところもあって、やっぱり、マスメディア全体が猛省しないといけないと思います」

 一方で、「ジャニーズ事務所のタレントの皆さんは、努力に努力を重ねてスターになっていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますので、そういう方は個人的にはこれからは応援していきたいし、東山さんも応援していきたい気はします」とも語った。

 その上で「(被害者への)補償と救済については、マスメディアがチェックしなけれいけない責務だと思います」と指摘した。

 ジャニーズ事務所が7日に開いた記者会見では、事務所として初めてジャニー氏による性加害を認めて謝罪。5日付で藤島ジュリー景子代表取締役社長と白波瀬傑代表取締役副社長が引責辞任したこと、俳優・東山紀之が代表取締役社長に就任したことが発表された。東山は年内でタレントを引退し、社長業に専念することを明言した。

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