【パリピ孔明】上白石萌歌が作中で熱唱 幾田りらが楽曲を書き下ろし…4曲のカバーにも挑戦

向井理が主演する27日放送スタートのフジテレビ系連続ドラマ『パリピ孔明』(水曜午後10時)でシンガー・ソングライターの幾田りらが書き下ろしの新曲を提供することが6日に発表された。

『パリピ孔明』に出演する上白石萌歌【写真:(C)フジテレビ】
『パリピ孔明』に出演する上白石萌歌【写真:(C)フジテレビ】

英子が歌う劇中曲のアルバムが11月1日に発売

 向井理が主演する27日放送スタートのフジテレビ系連続ドラマ『パリピ孔明』(水曜午後10時)でシンガー・ソングライターの幾田りらが書き下ろしの新曲を提供することが6日に発表された。

 原作は、累計発行部数160万部突破の『ヤングマガジン』(講談社)にて現在も連載中の大人気コミック『パリピ孔明』。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

 上白石演じる英子は、ライブハウス「BBラウンジ」でバイトをしながら歌手を目指す少女。歌うことが心から大好きで、シンガー“EIKO”として活動し、普段は、ラウンジの観客が求めるカバー曲をパフォーマンスしているが、実は、ひそかにギターの弾き語りで自作曲を作っている。そんな英子を演じる上白石は、俳優業だけでなく、アーティスト“adieu(アデュー)”としても歌手活動を行っている。そして、この度、英子のメイン曲である『DREAMER』の楽曲情報が発表となった。

 本楽曲は、本作のために書き下ろされた新曲で、作詞・作曲を幾田が担当。幾田は、シンガー・ソングライターとして、これまでも多数の映画やドラマ主題歌、CMソングなどを手がけており、自身の経験をつづった等身大の楽曲が、若者を中心に絶大な人気を誇るアーティストだ。

 上白石は、本作の書き下ろし楽曲『DREAMER』に加え、劇中でカバー曲の歌唱にも挑戦。本作で披露されるのは、原田真二の『タイム・トラベル』、松原みきの『真夜中のドア~stay with me』、Creepy Nutsの『堕天』、SUPER BUTTER DOGの『サヨナラCOLOR』の計4曲。J-POP、シティポップ、ヒップホップ、ロックとさまざまなジャンルの曲を歌い上げる。また、英子が歌う劇中曲のアルバムが11月1日に発売されることも決定した。

 コメントは下記の通り。

◯上白石萌歌

――本作書き下ろしの新曲『DREAMER』について

「初めてこの楽曲を聴いた時の、胸にじんわりと広がった感動がいまだに忘れられません。夢を追いかける英子のひたむきな心に、優しくも力強く寄り添ってくれている楽曲だと思いました。歌うことの苦しさも楽しさもこの曲にすべて込められていて、英子を演じる上で大きなヒントになりました。ただ、実際に歌ってみると想像以上に難しい曲で、何度も何度も試行錯誤を重ねました。この曲を納得のいくように歌うことができた時が、私が英子として迷いなく存在できている時だろうな、と思い、理想とする『DREAMER』を必死で追い求めました。英子を演じる上での始まりの曲であり、ゴールのような曲でもあります」

――楽曲提供して下さった幾田さんについて。事前にやりとりされたことはありますか。

「幾田さんとは以前、ラジオで共演して以来、うれしいご縁が続いた方で、楽曲を提供して頂けることを聞いた時、とてもうれしかったです。感謝の気持ちをお伝えしたら、“萌歌ちゃんの声を頭の中で浮かべながら曲を作ったから、そんな風に言ってもらえてうれしい!大切に歌ってくれてありがとう!”などのメッセージを頂きました。幾田さんは尊敬する同世代のひとりで、同士のような存在なので、このような形でご一緒できて幸せでした」

――『DREAMER』の特に注目してほしいポイントは。

「英子の成長が、この曲の中で鮮やかに描かれているので、物語と重ねながら、聴いてほしいです。また、英子にとって音楽がないと生きられないことを表す美しい歌詞に、原作へのリスペクトも感じられるので、このドラマの放送と合わせて、『DREAMER』の楽曲も楽しみにして頂けるとうれしいです!」

――新曲に加え、カバー曲『タイム・トラベル』、『真夜中のドア~stay with me』、『堕天』、『サヨナラCOLOR』も歌唱されますが、いかがですか。

「今まで自分では挑んでこなかったようなジャンルの楽曲に、たくさん挑戦させて頂きました。とりわけ、Creepy Nutsさんの『堕天』は自分の中でも新境地でしたが、飛び込んでみるとすごく楽しかったです。練習する際に、英子としてのライブ上でのステージングも合わせて研究することで、楽曲への理解度が徐々に深まっていきました。どの曲も、この作品ならではのパリピテイストなアレンジなので、そちらも合わせて楽しみにして頂けるとうれしいです」

――視聴者の皆さんへのメッセージ。

「スペシャルな布陣でお届けする、音楽愛にあふれた作品です。音楽が人生のシーンを彩るように、この作品の中での音楽も登場人物たちの思いをキラキラと照らしてくれています。作品と合わせて、すばらしい楽曲の数々をお楽しみに下さい!」

◯幾田りら

――劇中歌『DREAMER』の楽曲提供について。

「最初にお話を頂いた時、原作を拝見してさまざまな資料も読ませて頂きました。本作の主人公の英子と自分が重なる部分があり、私の人生も投影できたらいいな、という思いでリアル感を込めて、作詞・作曲をさせて頂きました。そして、英子の人生や萌歌ちゃんの人生にもリンクするように書かせて頂きました」

――上白石さんと事前にやりとりされたことはありますか。

「萌歌ちゃんのラジオ番組に呼んで頂いたのがきっかけで、そこから仲良くさせて頂き、いろいろなお仕事でご一緒させて頂く機会が増えました。今回もご一緒させて頂くことが決まったあと、萌歌ちゃんから連絡を頂いて、“りらちゃんの人生とも、英子の人生とも、わたしの人生とも重なる、心から大切な曲になりました。ありがとう!”とメッセージを頂きました。私も本当にうれしかったです」

――『DREAMER』の特に注目してほしいポイントは。

「いっぱいあってすごく迷うのですが……(笑)。メロディーはすごく滑らかではありますが、要所要所に英子にとっていろいろな思いを経ての“決意の言葉”を入れさせて頂きました。英子の強い意志が見える“強い言葉”でありたいという気持ちを込めています。また、後半の“飽きるほど腐るほど この心掴んで揺さぶり離さないもの”という歌詞は、自分にとって、“音楽というのがどういうものなのか?”“自分の人生にとって歌はどんな風に向き合ってきたのか?”と本質を考えるような歌詞になりました。そこがメロディーと一緒に思い浮かんだとき、きっとこれはキーワードになるな、と思いました。英子や萌歌ちゃんにとっても良い言葉になるんじゃないかな、と思ったので、そこにも注目して頂きたいです」

――上白石さんが歌う『DREAMER』の完成した曲を聴いて。

「私は萌歌ちゃんの歌声が本当に大好きで、まず自分の作った楽曲を萌歌ちゃんの声で聴けるなんて……という感動がすごくありました。もちろん英子のことを考えて作った曲ではありますが、英子を演じる萌歌ちゃん自身の歌に対する思いが、この曲に乗って歌ってくれてるんだな、と思ったら胸がグッと熱くなりました」

――視聴者の皆さんへのメッセージ。

「夢を追う旅路で訪れる苦悩や葛藤と向き合いながら、それでも希望を抱き、自分自身を信じ抜く強さを、英子・上白石萌歌ちゃんの歌う『DREAMER』から感じて頂けたらとてもうれしいです。是非、楽しみにしていて下さい!」

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