外出自粛期間に正しい手洗いを推進する楽曲「PPAP-2020-」を公開したピコ太郎が、多くの人に感染拡大防止が広まるようにと手洗い手順を記したポスターを無償提供することを発表した。

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　ピコ太郎は4月に、自身の大ヒットナンバー「PPAP」を2020バージョンとして、手洗いを推奨する動画「PPAP-2020-」を発表した。YouTubeでは世界150か国以上で約1000万回再生されて話題となっている。

　そして、動画を見た全国の学校関係者や自治体関係者から、子どもたちや高齢者に手洗いの大切さを伝えるために、地元のゆるキャラたちが踊って広めたい。学校の手洗い場に写真を張り出したいといった問い合わせが、多数届いたようだ。

　さらに、海外でも、フィリピンやマレーシア、ミャンマーなど活動制限令中のアジア3か国でもピコ太郎の動画が流れており、フィリピンでは医療機関50か所以上で、「PPAP-2020-」が流れるなど世界でも注目を集めている。

　今回、外出自粛要請が国内で解除される見込みで、教育機関も再開されていく中で、ピコ太郎は、多くの人に未だ続くコロナの感染拡大防止のために少しでも協力するために、ポスターを制作。制作にあたっては、問い合わせをした小学校関係者などにアドバイスをもらったようだ。

　ポスターはピコ太郎の公式ホームページからダウンロードが可能となっており、トイレや手洗い場など色々な場所で活用できるように、2種類のサイズで提供されている。さらに、世界各国でも使用できるよう、英語版も制作予定とのこと。

　ピコ太郎はポスターの提供にあたり、下記のコメントを発表した。

「『PPAP-2020-』を発表してから、感染予防対策について沢山の問い合わせがありましたぴ。そんな数多くの要望を受けて、私に出来ることは何だろうと考えた結果…やはり正しい手洗いの方法を1人でも多くの方に広めて、楽しく実行してもらうこと、そしてそれを継続してもらうことだと思ったぴ。だから皆が自由に使用できる、手洗い推進チラシを作ったピコ！今一度、みーんなで手洗いを徹底し感染予防をしましょうぴ！配って！貼って！ウォッシュ！ウォッシュ！ウォッシュ！洗え！笑え！ウォッシュ！ウォッシュ！ウォッシュ！」