望月琉叶、海外で手応え「日本の演歌・歌謡曲は国境を越えられる」 “演歌第7世代”が集結

演歌歌手の徳永ゆうき、門松みゆき、二見颯一、望月琉叶、原田波人、竹野留里が30日、東京・中目黒TRYで行われる「JAME 演歌歌謡曲 International Concert」の開催前に報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

イベントに登壇した望月琉叶【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した望月琉叶【写真:ENCOUNT編集部】

「JAME 演歌歌謡曲 International Concert」を開催

 演歌歌手の徳永ゆうき、門松みゆき、二見颯一、望月琉叶、原田波人、竹野留里が30日、東京・中目黒TRYで行われる「JAME 演歌歌謡曲 International Concert」の開催前に報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

 同イベントは、一般社団法人 日本音楽事業者協会主催のコンサートで「日本の心」を歌い、多くの人の心に寄り添ってきた演歌・歌謡曲という文化の魅力をより多くの人に訴求する内容。“演歌第7世代”のメンバーを中心に構成されている。この日は、生配信に加え、アーカイブ配信を実施する。

 オープニングは全員で、美空ひばりの楽曲『お祭りマンボ』を熱唱。トークを挟み、二見がディオンヌ・ワーウィックの『I’ll Never Fall In Love Again』、竹野がAimer『残響散歌』、原田が山下敬二郎の『ダイアナ』、徳永がSMAPの『世界に一つだけの花』、門松が『北の宿から』などカバー曲を披露する。

 紫色の着物をまとった徳永は「日本の文化としては、アニメとか漫画は人気だったりするんですけど、演歌はまだまだだなと感じています。今回、海外のお客さまも来てくださるということで『演歌っていいな』と興味を持っていただけたら」と意気込んだ。

 白黒の配色にヒョウ柄をチラ見せした衣装の門松は「第1回のライブに参加させていただけで、海外にも届ける。演歌・歌謡曲の魅力を世界に発信できるように楽しみたいと思います」と力を込めた。

 淡い緑と白のスーツ姿の二見は「国内外問わず、日本の文化を知ってもらう。日本の文化をここから発信できればいいなと思います。そして、歌をいろんな言語に置き換えて歌ったりとか、そういった取り組みができたらいいなと思います」と想像した。

 ピンクを基調としたバラの着物姿で登場した望月は「いままで何度か海外に行かせて頂いて、7月にインドネシアの桜祭りに行きました。歌わせていただいたときに、海外のお客様が『かわいい』『すごい』と日本語で感情を伝えてくださった。日本の演歌・歌謡曲は国境を越えられると思っています」と話した。

 さらに、原田は「先輩方がおっしゃっていただいたとおり、日本と海外の距離が縮まっているのかなと思っています。海外の方にも日本の文化・話が広がっていけたらいいな」。竹野は「5月31日にオリジナル曲をリリースさせていただきまして、今年の1月にサウジアラビアのアニメタウンでアニソン、演歌を歌わせていただきました。演歌を歌ったときにも盛り上がっていただけたのでうれしかったです」と振り返っていた。

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