紗倉まな、3月に30歳を迎えるも「結婚願望は全然ない」 こじらせた恋愛経験も明かす
俳優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが8日、都内で行われた恋愛小説集『ごっこ』(講談社)の刊行記念トークショーに漫画家のいつまちゃん氏とともに出席。イベント前に行われた囲み取材に応じた。
恋愛小説集『ごっこ』刊行記念トークショー
俳優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが8日、都内で行われた恋愛小説集『ごっこ』(講談社)の刊行記念トークショーに漫画家のいつまちゃん氏とともに出席。イベント前に行われた囲み取材に応じた。
初めて書き下ろした小説『最低。』は映画化され、前作『春、死なん』は野間文芸新人賞候補作となり、女性作家としても注目を集める紗倉。3年ぶりとなる同小説集は、曖昧な関係に振り回される女たちの不器用な恋が描かれた作品となっている。
発売から約半年が経ったが、どんな反響が寄せられているか尋ねられた紗倉は「純粋な恋愛を描いたつもりでいたんですけど、『思っていたよりホラーでした』とか(笑)、『ちょっと怖くて猟奇的な部分がありますね』とか、今まで書いた作品ではいただかなかった感想をたくさんいただいて、ありがたく嬉しく思います」と声を弾ませ、「自分が思っていた通りの恋愛を描けていなかったし、自分でも想像していなかった歪みのある恋愛として読んでくださったんだなという感謝がすごくありました」と笑顔を見せた。
また、同書は紗倉自身が経験した恋愛が詰め込まれているそうで、同書を読めば紗倉を攻略することはできるか質問されると「読んだ方はこれと全然違う男性になってくれたら、私は付き合いやすいなと思います」と答え、今年3月に30歳を迎えたが、自身の結婚観を聞かれると「結婚願望は今のところ全然ないんですけど、1年1年で考えることも自分がしたいことも変わるような気がするので、今後もしかしたらそう思えるような心の余裕のある状態になったらいいなと思っています」と目を輝かせた。
さらに、同書の内容にちなみ、自身もこじらせた恋愛をしたことがあるか尋ねられると「全然あります!」と即答し、「『ごっこ』の中に出てくる話なんですけど、モラハラ気質な人と付き合って、自己肯定感を下げられることに気持ちよさを見出すみたいな恋愛をしたことがあって、周りから『そんなに自分を下げなくてもいいんじゃないの』って言われつつも、自分では“彼からの辛辣な言葉も真摯に受け止めている私が立派だ!”みたいに思って遂行していた恋愛はありました」と告白。M気質なのか追求されると「私はかなりそうなんだろうなって、そのとき思いました(笑)」と照れ笑いを浮かべた。