稲垣吾郎、10月上演の舞台で写真館の店主役 プライベートでも「写真に興味を持っています」
俳優の稲垣吾郎が出演する舞台『多重露光』(10月6日~22日)が東京・日本青年館ホールで上演することが7日、分かった。キャストは真飛聖、竹井亮介、橋爪未萠里、石橋けい、相島一之らが出演する。
キャストに真飛聖、竹井亮介、橋爪未萠里、石橋けい、相島一之ら
俳優の稲垣吾郎が出演する舞台『多重露光』(10月6日~22日)が東京・日本青年館ホールで上演することが7日、分かった。キャストは真飛聖、竹井亮介、橋爪未萠里、石橋けい、相島一之らが出演する。
4作目となるモボ・モガプロデュース最新作。劇作家・横山拓也氏による書き下ろしで、演出は読売演劇大賞演出家賞を受賞の俊英・眞鍋卓嗣氏が務める。
山田純九郎(稲垣)は、写真館の2代目店主。戦場カメラマンだった父(相島)には会ったことがなく、町の写真館の店主として人気のあった母(石橋)からは理不尽な期待を背負わされた子ども時代。写真館で育ち、写真に囲まれた人生は、常に写真に苦しめられてきた人生でもあった。
毎年、愛にあふれた家族写真を撮る裕福な同級生の一家があった。45歳になった純九郎の元に、その憧れの一家の“お嬢様”麗華(真飛)が訪ねてきた。純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感をもつ。親の威光、無関心、理不尽な期待、そして、隠し持った家族写真……それらが多重露光の写真のように純九郎の頭の中に常にあって、幸せという未来の焦点がなかなか合わない。幼なじみ(竹井)や、取引先の中学校教員(橋爪)が何かと気にかけてくれるが、純九郎に欠落した愛情が埋まることはなかった。純九郎は、自分の求める愛を、人生のなかに収めることができるのか。
稲垣は「僕は最近、写真に興味を持っています。オフでも身近にカメラのある生活をしているので、この企画を伺い、『多重露光』という作品に縁を感じました。稽古は始まっていませんが、まだ見たことない自分に出会えるような予感がします。皆さん、楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。