市川猿之助被告、保釈を受けて所属事務所が謝罪「深くお詫び」 司法判断までは見解出さず

両親の自殺を手助けし死亡させたとして、自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)が31日、警視庁原宿署から保釈された。所属事務所は保釈を受けて、改めて謝罪した。

保釈された市川猿之助被告【写真:山口比佐夫】
保釈された市川猿之助被告【写真:山口比佐夫】

「今後も公判の推移を見守っていく所存」

 両親の自殺を手助けし死亡させたとして、自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)が31日、警視庁原宿署から保釈された。所属事務所は保釈を受けて、改めて謝罪した。

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 猿之助被告側は28日に保釈を請求。週明けの31日午後、東京地裁が保釈を認める決定を出した。保釈保証金は500万円とされている。そして、同日午後8時28分に原宿署から保釈された。報道陣に向けて一礼するも、無言を貫いた。

 これを受けて、所属事務所は文書を発表。「本日7月31日、市川猿之助が保釈されましたことをご報告申し上げます」と報告し、「応援してくださる皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 そして、「今後も公判の推移を見守っていく所存ですが、司法による最終的な判断がなされるまでは弊社としての見解を申し上げることは差し控えさせていただければと存じます」と記した。

 また、「今後本人の状況やコメント等に関してのご質問は、公判を控えておりますため回答を差し控えさせていただきます。また、この件に関する弊社所属俳優のコメントも差し控えさせていただきます。ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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