【K-1】BLACKPINK・リサの親戚、延長大激闘も判定負け 松谷綺の細かな攻撃に苦しむ

立ち技格闘技イベント「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(17日、東京・両国国技館)K-1女子アトム級3分×3R、延長1R

松谷綺(左)がパヤーフォン・SWタワンに判定勝利【写真:山口比佐夫】
松谷綺(左)がパヤーフォン・SWタワンに判定勝利【写真:山口比佐夫】

初代女子アトム級王者のパヤーフォン

立ち技格闘技イベント「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(17日、東京・両国国技館)K-1女子アトム級3分×3R、延長1R

 第7試合では、松谷綺(ALONZA ABLAZE)が初代K-1 WORLD GP 女子アトム級王者のパヤーフォン・SWタワン(タイ)に3-0の判定勝ちを収めた。

 菅原美優を下したこともあるパヤーフォンは、親戚に韓国の4人組ガールズグループ・BLACKPINKのLISA(リサ)を持つ。一方の松谷は直近のKrush初の女子大会「 Krush~RING OF VENUS~」でウォン・ガヨン(韓国)に判定勝ちを収めている。

 強烈な蹴りの応酬。序盤のパヤーフォンは落ち着いた動きで距離を詰め、ムエタイ仕込みの重たいミドルキックを当てていた。1Rには右ストレートが相手のあごをとらえていた。

 一発一発、重たいキックを放つパヤーフォンに対し、松谷は単発で終わらない。距離を詰めるとパンチとキックを混ぜたコンビネーション攻撃を繰り出し、相手を下がらせていた。

 ジャッジは1人ずつが両者を支持し、試合は延長戦へ。全く疲れを感じさせない両者。力で押すパヤーフォンと細かい手数でぶつかる松谷という構図だった。ラスト1分は松谷の手数が勝っていた。ジャッジ3人が松谷を支持した。

次のページへ (2/2) 【写真】松谷綺を吹っ飛ばすパヤーフォン
1 2
あなたの“気になる”を教えてください