遠藤憲一&高橋克典、テレ東ドラマでW主演 対極すぎるバディが未解決事件を追う

俳優の遠藤憲一と高橋克典が、8月7日放送のテレビ東京系ドラマ『警視庁追跡捜査係-交錯-』(月曜午後8時)でダブル主演を務めることが17日に分かった。併せて、共演者が解禁となった。

遠藤憲一(左)と高橋克典【写真:(C)テレビ東京】
遠藤憲一(左)と高橋克典【写真:(C)テレビ東京】

観月ありさ、ファーストサマーウイカら共演

 俳優の遠藤憲一と高橋克典が、8月7日放送のテレビ東京系ドラマ『警視庁追跡捜査係-交錯-』(月曜午後8時)でダブル主演を務めることが17日に分かった。併せて、共演者が解禁となった。

 原作は、作家・堂場瞬一さんによる累計発行部数120万部突破の警察小説『警視庁追跡捜査係』シリーズ第1弾となる『交錯 警視庁追跡捜査係』(ハルキ文庫)。本シリーズは今年で13年を迎え、1月には第11弾となる最新刊『不可能な過去』が刊行されたばかりの人気作で、性格も捜査方法もまったく異なる追跡捜査係の同期コンビが、難航を極める未解決事件を追う、警察ミステリーサスペンスだ。

 警視庁捜査一課追跡捜査係とは、わずか5人の精鋭部隊というと聞こえはいいが、上層部の思い付きで発足した部署。強行班係が捜査に行き詰った未解決事件を独自の視点で追加検証し解決に導くのが任務にも関わらず、強行班係には邪魔者扱いされている。

 そんな追跡捜査係のエースとして事件を追う“対極すぎる同期コンビ”を務める主演は、遠藤と高橋。遠藤が演じるのは、「足を使ってナンボ」が信条の熱血派・沖田大輝。一方の高橋が演じるのは、かつては“捜査資料を読み解くコンピューター”と言われたクールな頭脳派・西川大和。

 沖田が追っているのは休日の新宿で起きた無差別殺人犯刺傷事件。一方、西川が追うのは深夜の青山で起きた貴金属店強盗傷害事件。別々に追跡している未解決事件が、新たな情報をつかもうと2人が奔走するうちに、思いもよらぬ形で交錯することに。

 また、物語を盛り上げる共演者も一挙解禁となった。舞台となる警視庁捜査一課追跡捜査係で捜査にあたる刑事・酒井智文役に河相我聞、同じく刑事・萩野正敏役に葵揚、係長・鳩山哲也役に正名僕蔵。

 さらに、強行犯係の刑事でありながら、捜査係を常に気に掛ける三井さやか役にファーストサマーウイカ。西川を優しく見つめる妻・西川美也子役に中山忍。追跡捜査係が追う2つの事件の一つ、新宿・無差別殺人犯刺傷事件の被害者で心を閉ざしてしまった息子の母・本多響子役に観月ありさ。もう一つの事件、青山・貴金属強盗殺傷事件の鍵を握る人物に袴田吉彦、片山萌美と、豪華な顔ぶれが集結した。

 遠藤と高橋のコメントは以下の通り。

○遠藤憲一

「捜査の考え、行動、すべてが真逆の2人の刑事が主人公で、渋々コンビを組むことになる流れが面白い。徐々に協力して事件に向かっていくという展開がよくできていて、優れた台本です。相棒役の高橋克典さん、克っちゃんと呼ぶようになりました。とてもナイーブな方です。芝居をとても工夫していて、絡むのが楽しかったです。

(沖田は)雑な人間にみえて人情家の役です。観月ありささん演じるとても魅力的なシングルマザーに惚れて、右往左往しながら事件を解決していくところもこのドラマの見どころになると思います。原作・脚本の構成が優れています。ハラハラドキドキしながら、最後はジーンとしてください」

○高橋克典

「堂場瞬一先生作品らしく、明快な設定と展開、しっかり現代の風刺も入っているストーリーです。いつも明るい遠藤さんに引っ張られて、現場はいつも明るかったです。(西川は)遠藤さん演じる役とは対照的に、クールで合理的な反面、家族持ちのきちっとした性格。それなりの行動を笑っていただけたら。新しい、ベテランおじさん2人のバディもの。観て損はさせません!

 原作もエンターテインメント性の高いものが豊富にあります。ここから先、育っていく可能性たっぷり! 登場人物、バディとなるエンケンさんを思い浮かべながら役作りをしました。僕個人としてはそろそろ崩した役がしたい時期でしたが、今回も硬い人の役回りになっちゃいました。汗 沖田とのカップリング、周りの仲間たちとのチームのキャラの楽しさも楽しんでいただけたらと思います! 近頃地上波ではなくなった2時間ドラマの新作です!! ぜひ楽しんでください!!」

次のページへ (2/2) 【写真】観月ありさと遠藤憲一の共演シーン
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