元男子サッカー日本代表の内田篤人が6日、都内で行われた「なでしこジャパン壮行会－BE YOUR BEST SELF－」に出席した。「FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023」に臨むなでしこジャパン（日本女子代表）に勝利を求めた。

　日本サッカー協会（JFA）は、「FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア＆ニュージーランド 2023」に臨むなでしこジャパン（日本女子代表）へ応援を届けるイベントとして開催。今回の壮行会には、池田太監督と21人の選手が出席した。

　イタリアのASローマに所属する熊谷紗希は「ワールドカップという舞台は、サッカーをしている人の夢の舞台。今回4回目この舞台に立たせていただく。何回立っても最高の舞台だなと思っています」と感慨深げに。

　2度目となるイングランドのマンチェスター・シティの長谷川唯も「初めてのときは本当に知らない世界を経験できた場所であって、自分の夢の舞台だった。本当にいい経験になりました。1回目でも2回目でも、夢の舞台というのは変わらなくて、小さい頃から目指していた舞台。そこでいい結果が得られたら、もっとすばらしい舞台になると思うでのがんばりたいです」と意気込んだ。

　にこやかにトークを展開していた内田は「男子もそうですけど、カタールワールドカップでグッと来ましたから。A代表が勝ってくれないとリーグも（盛り上がらない）、というところはね。Jリーグももちろんそうですけど、皆さん責任重大です」と引き締まった表情を見せた。

　さらに、おしとやかに席に座るなでしこジャパンの面々を見て「皆さん、控室の元気はどこ行ったの？　（会場の）皆さん聞こえてましたよね？　出てくる前にワーワー、キャーキャー言ってたの。あの勢いで行ってください。個性出してください、そのまま」とハッパをかけた。