『ブギウギ』草なぎ剛、初の朝ドラ出演 作曲家・服部良一役「昭和の時代を駆け抜けます!」

俳優の草なぎ剛が2023年度後期のNHK連続テレビ小説(第109作)『ブギウギ』に出演することが4日に発表された。

『ブギウギ』の出演が決定した草なぎ剛【写真:(C)NHK】
『ブギウギ』の出演が決定した草なぎ剛【写真:(C)NHK】

NHK連続テレビ小説(第109作)『ブギウギ』に出演

 俳優の草なぎ剛が2023年度後期のNHK連続テレビ小説(第109作)『ブギウギ』に出演することが4日に発表された。

 本作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ花田鈴子(趣里)がヒロイン。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく生涯を描く。実在の人物である笠置シヅ子さん(1914~85年)をモデルに、波瀾(はらん)万丈の物語をフィクションとして大胆に再構成する。

 草なぎが演じるのは、大阪生まれの作曲家・羽鳥善一。モデルは作曲家の服部良一氏。ジャズを得意とし、『東京ブギウギ』『青い山脈』『別れのブルース』など数多くの名曲を世に生み出た人物。上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。

 草なぎは「初めての朝ドラ出演で、昭和の作曲家 服部良一さんがモデルの役を演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います。僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!」と意気込みを語った。

 ヒロインの趣里は「草なぎさんは、物心ついた時からドラマやお芝居を拝見していて、尊敬する俳優の一人でした。今回、初めてご一緒できると聞き、本当にワクワクしています」と共演を喜んだ。

 さらに、「台本の羽鳥先生のキャラクターがすごくすてきで、草なぎさんが演じる姿を想像するだけで、最高に面白いものになると感じています。羽鳥先生も鈴子も、音楽を愛していて、心から楽しむことが共通していると思います。師弟として通じ合う二人を、草なぎさんと演じていけることに、心躍る思いです」とつづった。

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