大雅「今回がラストチャンス」 “武尊復帰大会”へ決意「判定じゃダメ。やべーなと思わせるように」
格闘技イベント「Impact in Paris」(24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)に出場する、大雅(TRY HARD GYM)が8日、都内で公開練習を行った。
24日の「Impact in Paris」で仏ファイターと対戦
格闘技イベント「Impact in Paris」(24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)に出場する、大雅(TRY HARD GYM)が8日、都内で公開練習を行った。
1年ぶりに復帰する武尊とベイリー・サグデン(英国)が空位のISKA世界61キロ級王座を争う同大会に参戦する大雅。兄のHIROYAと共に汗を流し、ミット打ちなどで軽快な動きを披露した。
練習後の囲み取材では「いよいよ試合だなと。試合前にしかない疲労感がある」と汗をぬぐいながら、充実感を漂わせた。
ウマハメド・ファレス(フランス)と対戦するが、相手の印象については「ムエタイベースの選手。スピードとかテクニックは全然自分の方がある。パワーも含め、全部上回っているので勝てると思います」と自信をのぞかせ、「今回は自分から色々仕掛けていきたいなと」と序盤からアグレッシブに前に出る展開をイメージしている。
20歳でK-1 WORLD GPスーパーフェザー級王座を獲得した大雅。26歳になった今、今回にかける思いは強い。「今回がラストチャンスだと思っている。そこでしっかりKOして、(今後については)そこから考えたい。普通に判定とかで勝っちゃだめ。こいつやべーなと思わせるように」と決意を固めている。
3月の試合は縦隔気腫の影響もあり、減量に失敗。計量ではリミットを1.3キロも下回り、ドクターストップで無念の欠場となった。
今回は早めに体重を落としている。試合まで2週間以上あるが、「(リミットまで)あと7キロです。いつもは1週間で7キロ落としているので」と順調な調整ぶりも明かした。