竹野内豊、役所広司の影響力を明かす 唯一の共演シーンで「すごく引っ張られるものがあった」

Netflixシリーズ『THE DAYS』のワールドプレミア舞台あいさつが30日、都内にて開催された。主演の役所広司をはじめ、共演の竹野内豊、小日向文世、小林薫、遠藤憲一、石田ゆり子、増本淳プロデューサー、西浦正記監督、中田秀夫監督が出席。竹野内は、実際に起きた事故を描いた作品に出演する上で、心がけたことについて語った。

イベントに登壇した竹野内豊【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した竹野内豊【写真:ENCOUNT編集部】

福島第一原発の事故を描く作品「気持ちだけは大事にした」

 Netflixシリーズ『THE DAYS』のワールドプレミア舞台あいさつが30日、都内にて開催された。主演の役所広司をはじめ、共演の竹野内豊、小日向文世、小林薫、遠藤憲一、石田ゆり子、増本淳プロデューサー、西浦正記監督、中田秀夫監督が出席。竹野内は、実際に起きた事故を描いた作品に出演する上で、心がけたことについて語った。

 同作品は、2011年に発生した福島第一原子力発電所の事故を描いた全8話のドラマシリーズ。入念なリサーチに基づき「あの日、あの場所で何があったのか」を政府、会社組織、そして原発所内で事故に対峙する者たち、3つの異なる視点から事故を克明にとらえた。

 1、2号機の原子炉の当直長役を務めた竹野内は、演じる上で心がけたことについて「極限状況下における当時の作業員の方々の精神状況は、我々の想像をはるかに超えるものだと思います。頭の中で分かっていても、自分に何度問いかけても答えが出ないシーンばかりだったので、気持ちだけは大事にしていこうと思っていました」と話した。

 続けて、役所と共演したシーンを「役所さんとはワンシーンだけしかなくて、受話器越しから聞こえてくる声一つだけだったんですけど、何か引っ張られるものがすごくあって、助けていただきました」と振り返っていた。

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