集英社、新規漫画サービス「ジャンプ TOON」発表 “縦読み”特化で2024年ローンチ

『週刊少年ジャンプ』をはじめとした集英社・ジャンプグループは、縦読み漫画(縦スクロール漫画)に特化した新規漫画サービス「ジャンプ TOON」を開始することが30日、分かった。アプリのローンチは2024年を予定。

“縦読み”特化の新規漫画サービス「ジャンプ TOON」
“縦読み”特化の新規漫画サービス「ジャンプ TOON」

最高賞金100万円の漫画賞「ジャンプ TOON AWARD」も開催

『週刊少年ジャンプ』をはじめとした集英社・ジャンプグループは、縦読み漫画(縦スクロール漫画)に特化した新規漫画サービス「ジャンプ TOON」を開始することが30日、分かった。アプリのローンチは2024年を予定。

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 これまで才能ある作家と手を携え、見開き漫画の世界で数多くの作品を送り出してきた経験とノウハウを生かし、縦読み漫画でもヒットタイトル創出を目指す。

 また、「ジャンプ TOON」では、縦読み漫画を舞台に活躍する新たな才能・作品を発掘するための漫画賞「ジャンプ TOON AWARD」も開催。最高賞金は100万円で、大賞受賞作は今後リリース予定の「ジャンプ TOON」での連載が確約される。

 大賞は1作品以上を必ず選出。また、株式会社セルシスの協賛で、漫画制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT EX」が各賞副賞として贈られる。

 審査はジャンプ TOON 編集部および『ONE PIECE』『BLEACH』『アイシールド 21』『血界戦線』など数多くの作品を立ち上げた編集長・浅田貴典が担当。また、第1回では『4000 年ぶりに帰還した大魔導士』『魔鬼』『盗掘王』ほか多数のヒットタイトルを手掛けた制作スタジオ・株式会社レッドセブンの代表取締役イ・ヒョンソク氏も審査に参加する。

 以下は浅田貴典編集長、イ・ヒョンソク氏のコメント。

○浅田貴典編集長
「集英社・ジャンプグループは、“才能とともに歩む”ことがアイデンティティーです。今までもこれからも我々は見開き漫画の作家さんたちと歩み続けますが、縦読み漫画の世界にも個性あふれる作家さんたちが集まっているのを感じています。縦読み漫画は、このジャンルじゃないと受けない、と決めつけることはしません。その発想こそが、創作の土壌を痩せさせるからです。読者を楽しませよう、読者を驚かそう、そういう企みのある作家さんと、ジャンプ TOONはともに歩みたいと考えています」

○イ・ヒョンソク氏
「ウェブトゥーンをはじめとする縦読みは電子漫画の海から生まれた新しい漫画表現です。スマホ読書に最適化され、カラーという武器を持つ新しい漫画表現で世界中の何千万人もの読者を魅了させる新しい才能が登場することを期待しています」

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