映画『マリオ』 興収1700億円突破で世界のアニメ作品史上3位に 歴代1、2位の『アナ雪』に迫る

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が全世界興行成績のアニメ作品史上第3位に浮上したことが24日、分かった。東宝東和が発表した。全世界累計では興行収入1700億円を突破した。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』【写真:(C)2023 Nintendo and Universal Studios】
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』【写真:(C)2023 Nintendo and Universal Studios】

全世界累計では興行収入1700億円を突破

 映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が全世界興行成績のアニメ作品史上第3位に浮上したことが24日、分かった。東宝東和が発表した。全世界累計では興行収入1700億円を突破した。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は4月28日から全国の劇場で公開中。22日に7週目の全世界興行成績で確定値が発表され、全米Box Officeにおいては週末3日の興行収入は9600万200ドル(約13.3億円)で、アメリカ国内での累計は5億4909万920ドル(約760億円)、インターナショナル(北米を除く海外)では70億6万8000ドル(約969億円)にそれぞれ修正された。(Box Office Mojo調べ_5/23現在)

 この結果、全世界興行成績での累計は、12億4915万8920ドル(約1729億円)となり、『インクレディブル・ファミリー』(12億4322万5667ドル)を抜いて、アニメ作品の全世界歴代興行成績において歴代3位に浮上した。アニメ作品史上1位は『アナと雪の女王2』(約14億5000万ドル)、2位は『アナと雪の女王』(約12億8000万ドル)で『アナ雪』がトップ2を独占している。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はイルミネーションと任天堂が共同で制作する、「スーパーマリオ」のアニメーション映画 。監督は『ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本には大ヒット作『ミニオンズ フィーバー』、『レゴR・ムービー2』のマシュー・フォーゲルを起用。

 声優キャストには、マリオにクリス・プラット、ピーチ姫にアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージにチャーリー・デイ、クッパにジャック・ブラック、キノピオにキーガン=マイケル・キー、ドンキーコングにセス・ローゲン、クランキーコングにフレッド・アーミセン、カメックにケヴィン・マイケル・リチャードソン、そしてスパイクにセバスティアン・マニスカルコがそれぞれ起用されている。

 製作はイルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリと、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂が務める。

 また日本語版の吹替声優として、マリオに宮野真守、ピーチ姫に志田有彩、ルイージに畠中祐、クッパに三宅健太、キノピオに関智一、ドンキーコングに武田幸史が起用されている。

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