新たな賞レース『THE SECOND～漫才トーナメント～』（フジテレビ系）が20日に開催され、初代チャンピオンにギャロップが輝いた。アンバサダーを務めたダウンタウン・松本人志も同コンビの熟練の業を「すごかった」と絶賛した。

“結成16年以上”の漫才師たちが渾身（こんしん）のネタでしのぎを削る、新たなお笑い賞レース。トーナメント戦を勝ち上がったスピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が、優勝賞金1000万円と高級オーダースーツ仕立券、初代王者の称号をめぐって激突。決勝戦はマシンガンズとギャロップが対決した。

　勝敗は、スタジオの観覧客100人が「とても面白かった：3点」「面白かった：2点」「面白くなかった：1点」で採点。即興コントを披露したマシンガンズの得点は1点が5人、2点が44人、3点が51人で合計が246点。一人の料理人がプロになっていく話を披露したギャロップは1点が1人、2点が22人、3人が77人で合計は276点となった。

　アンバサダーの松本は「すごかったね。悟空の元気玉じゃないけど最後バーンって（ウケた）。1回もかまないし、なんやお前！」と饒舌なマシンガントークをさく裂させていた林健を称賛した。

　林は、今大会について「オープニングで松本さんに『ギャロップのハゲがうろちょろ』と言われただけで、来れてよかった」と振り返った。