駐日ジョージア大使、栃ノ心の引退に寄せた言葉に感動の声「素敵すぎん?」「胸が打たれます」
大相撲の元大関・栃ノ心(東十両5枚目/春日野部屋)が19日に現役引退を表明したことを受け、ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が「まさにジョージアの理想的な象徴」と、その功績を称えている。
「ジョージアと日本の関係づくりに結果を出した」と称賛
大相撲の元大関・栃ノ心(東十両5枚目/春日野部屋)が19日に現役引退を表明したことを受け、ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が「まさにジョージアの理想的な象徴」と、その功績を称えている。
栃ノ心はジョージア出身で、2018年初場所で初優勝。同年夏場所後には大関に昇進した。今年の春場所で十両となり、今場所は初日から5連敗中だった。
レジャバ氏は19日、自身のツイッターで「栃ノ心関の引退にあたって」と文章を公開。「この度、ジョージア・ムツヘタ出身の栃ノ心剛関ことレヴァン・ゴルガゼさんの角界引退が発表されました。栃ノ心関は、その輝かしい功績によって、ジョージアの強さや勇敢さと共に、優しさや勇気あるいは辛抱強さといったものを象徴する、まさにジョージアの理想的な象徴として日本で20年近くにわたって活躍してきました」と称賛し、「栃ノ心関の最大の功績は、誰の目にもわかる形で、ジョージアと日本の関係づくりに結果を出したということです」と続けた。
さらに「また、大怪我を負って幕下に降格した後に、幕内に返り咲き、その後幕内優勝とともに大関の座を獲得したことから、その不屈の精神に多くのジョージア人と日本人が心を打たれました」と称え、「栃ノ心関が成した偉業は、その四股名にもあるように、彼の『心』による賜物です。その心を大切に、引退後の第二の人生においても、変わらずジョージアと日本の架け橋の役目を続け、たくさんの人の心を虜にすることを願います」とつづっている。
最後には「現役お疲れ様でした。在日ジョージア人を代表して、ありがとうございました」と感謝の言葉で結んでいた。
この投稿には、「ジョージア大使、素敵すぎん?」「ジョージア大使の言葉が泣かせます…」「ティムラズ大使のお言葉でより実感する栃ノ心関の功績と敬意」「大使のお言葉にも胸が打たれます…」などの声が寄せられている。