韓国人気ドラマ『愛の不時着』などのスタジオドラゴンが手掛ける大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』が世界初のミュージカル化され、日本で上演されることが決定した。17日に都内で記者会見が開催され、メインキャストを務める和田雅成、富田鈴花、佐藤仁美およびスタジオドラゴンのコンテンツ事業・運営統括兼コンテンツ運営局長・ユ・ボンヨル氏が出席した。

　本ミュージカルは、『愛の不時着』などのスタジオドラゴンが手掛ける大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』を、世界初となるミュージカル化。シリアスとユーモアが入り混じるストーリーと大迫力アクションが融合した復讐劇。和田はイタリアマフィアの相談役である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ、富田はカサノの相棒ホン・チャヨン、佐藤はヴィンチェンツォ、チャヨンと対立するウサン法律事務所の主力弁護士であるチェ・ミョンヒ役を演じる。

　ボンヨル氏は「世界で初めてミュージカルとして舞台にあげることをうれしく思っています。またすてきなキャストの方々とご一緒できて光栄です」と語ると、ヴィンチェンツォ役の和田は「シンプルにあのドラマを舞台で観られるのがうれしい。そのなか、まさか自分がヴィンチェンツォを演じられるなんて思っていなかったので光栄です」と感無量な表情を浮かべていた。

　またこの日はドラマの作家パク・ジェボム氏から「ミュージカル化、心よりお祝いしております。ミュージカルとして再誕生させていただいてありがとう。喜びと同時にワクワクしています」と手紙が寄せられると、和田は「心にぶっ刺さりました。期待を裏切りたくないので、しっかり準備して臨みたいです」と抱負を語っていた。