東野幸治と滝沢カレンがMCを務め、芸能人を民間の調査会社が徹底調査するフジテレビ系バラエティー『東野カレンと調べるプロたち』が、21日午後4時5分から関東ローカルで放送される。MCの2人が“初タッグ”を組んだ注目番組。滝沢が、東野との和気あいあいトークで見どころを語った。

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　普段は企業やVIPを調査し、データ分析を行う民間企業の「調べるプロ」たちが、芸能人を徹底リサーチ。プロの解析結果から、“自分の知らない自分”を明らかにする番組だ。“調査室チーム”として、滝沢が室長、東野が副室長、『バイきんぐ』小峠英二が調査員を担う。今回、調査対象となるタレントは、『さらば青春の光』森田哲矢、やす子、ゆうちゃみ。2022年の番組出演は、3人合計で700本超えという人気者だ。

　タレントイメージや経営者診断、AIなど多方面の観点から3人をリサーチ。プロたちによる驚きの“調査結果”が次々と明かされた。最新のAIマッチングシステムが、計算ではじき出したのは、やす子と相性抜群のまさかのお相手。“令和の白ギャル”として人気急上昇のゆうちゃみは意外な関連ワードで検索されていることが判明。森田は、自ら立ち上げた芸能事務所社長としての“経営者の顔”を、調べるプロに分析される。調査結果を受け、滝沢がユニークな独自の総括で締めくくるという内容だ。

　今回、滝沢にとって、東野との本格的な共演は初めて。「最初は超緊張しちゃって、ビクビクしていたのですが、東野さんのトーク回しで、どんどん楽しくなっていきました。森田さんとやす子さんはやっぱりお笑い芸人さんなので、どんどん笑わせてくれて、ゆうちゃみちゃんはめちゃくちゃいい人だったりで、小峠さんを含めてすごくいい人たちに恵まれたな、と思います」。爽やかな笑顔を見せた。

　番組では調査をする側だったが、自分が“調査される側”になったら、何を知りたいのか？　こんな質問をしてみると、滝沢は「私と仕事が一緒になって、うれしいかうれしくないかを、タレントさん100人に聞いてほしいです」と、願望を打ち明けた。

　これに東野がすかさず反応して、「それを聞くと、“嫌な人”が多いと思う。それは嫌いという意味ではなくて、『自分より面白いこと言うし、目立つし』って。絶対そう思うって」。独特な存在感を放ち、バラエティー番組でも“笑いをとる”ことで大活躍を見せる滝沢の多彩な才能を持ち上げた。

　滝沢は「番組で一緒になってうれしい人っていますよね。私は（横澤）夏子さん、ホラン（千秋）さん、（『ハリセンボン』近藤）春菜さんと一緒になると、めっちゃうれしいんで。女優さんが対象でもいいですし、いろいろな仕事別で、皆さんの声を聞きたいです。『一緒になりたい』と言われたら、テンション上がるじゃないですか。でも、嫌だと言った人の名前は挙げなくていいです（笑）」と続けた。東野はこの企画に賛同。「やりましょう！　それで、渋谷のスクランブル交差点で、僕ら朝8時に立ってね。カレンさんは信号の向かい側に立ってもらって。誰が来るかなって、待って。それで、誰も来なかったら、茶飲んで帰りましょうか」と“オチ”を付けた。

　爆笑トークが凝縮の番組。滝沢は「見どころはもう全て、1秒1秒です。これまで、実は調査してきましたという形でランキングにされる番組はありました。でも、たった3人だけを丹念にリサーチして、こうやって1人ずつの結果をじっくり見られる番組はなかったと思います。調べるプロのすごい方々もいらっしゃって。それに、こんな調べ方をされてよく耐えられたな、とちょっと思いました（笑）」と、番組の“本気調査”について舌を巻いた。東野は「よりリアルな調査結果を突き付けるわけですけど、もちろん喜ぶこともありますし、ここで落ち込むんじゃなくて、これを糧にまた克服する。そういった受け止めですよね」。滝沢は「みんなポジティブで楽しい番組になっています！」と実感を込めた。