【教場0】筒井道隆、木村拓哉と30年ぶりフジ月9共演 『あすなろ白書』では“恋敵”

俳優の筒井道隆と城桧吏が、15日放送のフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)の第6話にゲスト出演することが8日、分かった。筒井にとって主演の木村拓哉とのフジドラマ共演は1993年に放送された月9『あすなろ白書』以来、実に30年ぶり。なお、城は月9初出演となる。

向坂善紀を演じる筒井道隆【写真:(C)フジテレビ】
向坂善紀を演じる筒井道隆【写真:(C)フジテレビ】

城桧吏は月9初出演

 俳優の筒井道隆と城桧吏が、15日放送のフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)の第6話にゲスト出演することが8日、分かった。筒井にとって主演の木村拓哉とのフジドラマ共演は1993年に放送された月9『あすなろ白書』以来、実に30年ぶり。なお、城は月9初出演となる。

 同作は、2020、21年に新春SPドラマとして放送された『教場』『教場II』シリーズの連続ドラマ。『教場』『教場II』では神奈川県警の警察学校を舞台に、木村演じる冷徹で“最恐”の教官・風間公親(かざま・きみちか)が生徒たちをふるいにかけたが、今回は風間が警察学校に赴任する前に、“刑事指導官”として新人刑事を指導していた時代を描く。

 筒井は、自身の作品や他の作家の作品を展示販売する「アートギャラリー・コーサカ」を営む画家の向坂善紀(こうさか・よしのり)を、城は向坂が営むアートギャラリーに通う高校生の苅部匠吾(かるべ・しょうご)を演じる。

 筒井のフジドラマ出演は『ミステリと言う勿れ』(22年)以来。木村とは『あすなろ白書』で同じ女性を取り合う恋敵として出演して以来、30年ぶりのフジテレビドラマでの共演となる。なお、木村との共演自体は『織田信長 天下を取ったバカ』(1998年/TBS)以来となる。そして、城は今作が月9初出演となる。

 高校で美術部に入っている匠吾は、度々向坂のアトリエを訪れる。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。匠吾は現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、向坂のアトリエを度々訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせるのだった。向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(かるべ・たつろう/浜田信也)は匠吾を医学の道に進めさせようとしていた。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展する。

 プロデュースの渡辺恒也氏は「第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見出そうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います」と称賛。

 城についても「素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!」とコメントした。

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