野球のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で優勝を飾った侍ジャパン宮城大弥投手（21、オリックス）の妹・弥生さん（17）が、大手芸能事務所ホリプロに所属する可能性が高まっていることが分かった。26日、同社の関係者が「現在、所属に向けて交渉中です」と明かした。

　弥生さんは、WBCで宮城を応援。その姿がネット上で「かわいい」と話題になり、ホリプロ以外の芸能事務所もスカウトに動いていた。　宮城とともに沖縄で生まれ育った弥生さんは、黒髪で二重の大きな目が印象的。スマートフォンの待ち受け画面も宮城の画像にしており、テレビカメラを前に「お兄ちゃん、大好き」と話していた。

　今月23日には、フジテレビ系『ワイドナショー』（日曜午前10時）でテレビ初出演。兄が2019年のドラフト会議でオリックスに1位指名されたことを振り返り、「仕組みが良く分かっていませんでしたが、『選ばれたんだ。これで貧乏から脱出できる』と思って、めっちゃ泣きました。今は虫のいない家にいます」などと話していた。

　弥生さんは、TBSとホリプロが協力したミュージカル『浜村渚の計算ノート』（東京・サンシャイン劇場など）の主演オーディションにも参加。書類選考をクリアし、ほかの4人と臨んだ1次審査も通過している。WBC後はインスタグラムのフォロワーが急増し、現在は1万6000人。俳優志望で「夢は芸能界に入ってお兄ちゃんと共演することです」と公言もしている。文字通りの原石だが、綾瀬はるか、深田恭子らも所属するホリプロで育っていけば、スター俳優として兄と並び立つ日も来るだろう。