漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』アニメ映画化決定 2023年秋公開、制作はProduction I.G

漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』がアニメ映画化され、2023年秋に公開されることが25日、分かった。併せてティザービジュアルも解禁となった。

映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』ティザービジュアル【画像:(C)2023⻄村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会】
映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』ティザービジュアル【画像:(C)2023⻄村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会】

「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」受賞作品

 漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』がアニメ映画化され、2023年秋に公開されることが25日、分かった。併せてティザービジュアルも解禁となった。

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 同作は小学館『ビッグコミック増刊号』で17年から連載を開始。独特の世界観と美しい描写、人間ドラマが話題となり、「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」を受賞した鬼才・西村ツチカによる漫画作品だ。

 そしてこのたび、同作のアニメ映画化が決定。『パプリカ』(06年)、『風立ちぬ』(13年)など多くの作品に原画として参加し、『ボールルームへようこそ』(17年)でテレビアニメ初監督を務めた板津匡覧が、満を持して初の劇場版アニメ監督を担当する。

 脚本は、第1回市川森一脚本賞を受賞した『恋するハエ女』(12年)や、『忘却のサチコ』(18年)、『凪のお暇』(19年)、など数々の話題作を手掛けてきた大島里美。豪華スタッフが集結した本作を、『ハイキュー!!』『PSYCHO-PASS サイコパス』『攻殻機動隊』など、作品のテイストに合わせたハイクオリティーな映像に定評があり、国内に留まらず海外での評価も高いProduction I.Gが制作する。

 本作は元々原作の大ファンだったという板津監督が映像化を切望し、その熱意を受け取ったProduction I.Gのアニメーションプロデューサーとともに企画がスタート。働く女性を描くことに定評のある大島を脚本に迎え、原作の繊細さを、映像の豊かさで表現したいという板津監督の考えのもと、徹底的に細部までこだわり制作されている。

 お客様はすべて動物という不思議な百貨店「北極百貨店」を舞台に、新人コンシェルジュ・秋乃と、“特別な”お客様たちとの間で繰り広げられるファンタジーストーリー。板津監督が描く、芸術性の高い、華やかな北極百貨店の世界に期待したい。

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