重岡優大、弟・銀次朗との同日世界王座獲得へ「弟よりも豪快なKO」誓う 亀田興毅も太鼓判

ボクシングの「3150FIGHT vol.5」は16日、東京・代々木第二体育館で行われる。ミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦の前日計量が15日、都内で行われ、出場する4選手がいずれもリミットで一発パスした。

前日計量に臨んだ重岡優大【写真:(C)3150FIGHT】
前日計量に臨んだ重岡優大【写真:(C)3150FIGHT】

ABEMAで全試合無料生中継

 ボクシングの「3150FIGHT vol.5」は16日、東京・代々木第二体育館で行われる。ミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦の前日計量が15日、都内で行われ、出場する4選手がいずれもリミットで一発パスした。

 WBC暫定王座決定戦に臨む同級3位・重岡優大(ワタナベ)、同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)はともに47.6キロでパス。記者会見で優大は「どんな試合にするかは口で言ってもあれなんで、リングの上でわからせるんで楽しみにしてください」と自信満々の笑み。フェイスオフでは火花を散らしたが、「相手は無理してんのかなというのも正直あったっすね。そうであっても試合の強さは関係ない。そこは気にしてないですね」と淡々と口にした。

 弟の銀次朗と同じ舞台で世界のベルトを目指す。自身がメインイベントで、「弟がKOでバトン渡してくれると思うので、それよりも豪快なKOで締めたいと思います」とド派手なKOを誓った。

 優大は2019年にプロデビュー。21年11月に4戦目でWBOアジアパシフィックミニマム級王座を獲得。昨年11月には銀次朗が返上した日本ミニマム級王座も獲得した。これまでの戦績は6勝(4KO)。

 当初はWBC世界同級王者パンヤ・プラダブシー(タイ)に挑戦予定だったが、パンヤがインフルエンザ感染によりドタキャン。急遽メンデスとの暫定王座決定戦が組まれることになった。

 亀田興毅ファウンダーは「なんとか世界タイトルマッチとして決めることができた。優大はオーソドックスの選手を想定して調整してきた。その中でサウスポーに変化。今までの作戦変わってくる。一からの立て直し、戦い方含めて難しいとは思うんですが、それでもどれだけの試合をしてくれるのか楽しみ」と期待を寄せた。

次のページへ (2/2) 【動画】フェイスオフではバチバチ、重岡優大の計量での様子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください