俳優の天海祐希が11日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系の主演ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（4月17日スタート、午後10時）の 制作発表会見に出席した。本作にまつわるトークを展開した。

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　本作は、元弁護士の異色の探偵・上水流涼子（天海）が、変わり者の天才バディ・貴山伸彦（松下）と“あり得ない手段”であり得ない事件に挑む様を描く。初回は15分拡大して放送する。

　天海は撮影を振り返って「けっこうバタバタとやっています。頭脳明晰でありながらもバタバタ。笑いつつも、ちょっと感動したり悲しくなったり怒ったり。とてもエンターテインメントになっているのではないかと思います」と自信を口に。

　撮影が予定よりも早く進行することに触れて「早く終わるためにやっているわけではない（笑）」と言い、「お芝居の勢いとか、皆のモチベーションが落ちないように、私たちがやったお芝居を、スタッフの皆さんが余すことなく、丁寧に拾ってくださる。半分舞台みたいな感じで、グアッ！と集中力がすごい高い現場」と説明。

　続けて「私たちも、一つのシーンを最初から最後までダーッ！と通してできる。勢いがちゃんとある現場。自分の力量が試される、反対に怖い現場。私たちができてしまえば、全部行けてしまう。毎日恐怖と戦いながらやっています。でもその分の勢いもちゃんと画面に出ていると思う」と話した。

　今作では多数の衣装を着ることも明かして「あんまりそれを売りにすると、今後もそれが増えそうなので怖い気はする（笑）。でも『1話で何着着替えたのかな？』と自分でも忘れるくらいの数、色々着替えていますね～」と言い、印象的深かったのは「キャディーさん。肌寒い時だったんですけど、楽しくやらせてもらった。久しぶりに大声を出して楽しかった」とほほ笑んだ。

　会見には松下洸平、白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオルも出席した。