宮澤エマ、『教場0』で月9初出演 第2話ゲストで木村拓哉と初共演に「俳優として光栄」

俳優の宮澤エマが、10日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の第2話ゲストとして出演することが分かった。主演の木村拓哉と初共演となり、月9ドラマに出演するのはキャリア初となる。

宮澤エマ【写真:(C)フジテレビ】
宮澤エマ【写真:(C)フジテレビ】

大河、朝ドラと立て続けに出演

 俳優の宮澤エマが、10日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の第2話ゲストとして出演することが分かった。主演の木村拓哉と初共演となり、月9ドラマに出演するのはキャリア初となる。

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 今作は『教場』(2020年)、『教場II』(21年)で木村演じる風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官の風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

 宮澤が演じるのは、小学生の息子を持つ母親・左柄美幸(さがら・みゆき)。美幸は息子の研人(けんと/川原瑛都)が不登校になってしまったことに悩み、美幸が研人に不登校になった理由を聞くと、研人が学校でいじめにあっていることを知る。建設会社の作業員をしている美幸は、仕事終わりに作業着姿で学校の担任を訪ね、いじめがあったのではないかと担任の先生に問いただす。しかし、担任に「そんな証拠はない」と突き返され、「学校に来るときは身だしなみに注意してくださいね」とまで言われる始末。担任のあまりの対応の悪さに美幸は怒りに震えるのだった。

 宮澤はその高い歌唱力と表現力が演出家・宮本亞門の目に留まり『メリリー・ウィー・ロール・アロング ~それでも僕らは前へ進む~』(2013年)で、初舞台を踏んで以降、数々のミュージカル作品で活躍。最近では、今年1月期の月10ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)にレギュラー出演し、週刊誌の記者を好演。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK総合)では、北条義時の妹役を見事に演じ、20年の連続テレビ小説『おちょやん』、今年4月にスタートした連続テレビ小説『らんまん』(ともにNHK総合)と朝ドラにも立て続けに出演している。

 月9初出演となる宮澤は、「『教場』という作品の持つスケール感、妥協を許さないこだわりを感じられる現場、そのうえ初めての“月9”、木村拓哉さん、中江監督、という状況は俳優として光栄であり同時に、貢献できるだろうかとプレッシャーを強く感じることもありました」と心境を吐露した。

 今回演じる役柄について、「左柄美幸という役は決して分かりやすく共感を生むキャラクターではないと思いますが、曲げられない、負けられない芯の強さがある人だと思います。瓜原、風間と対峙(たいじ)する時に感じたヒリヒリとする熱量が画面越しにも伝われば幸いです」とコメントした。

次のページへ (2/2) 【写真】建設会社の作業員役…顔はすすだらけの宮澤エマ
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