黒木華、新社会人へのアドバイスは「頑張らないこと」 会場のファンからは拍手

俳優の黒木華が30日、都内で行われた主演映画『Village』(4月21日公開)の完成披露試写会に出席。新社会人や新生活を始める人へメッセージを求められると、「なんとな~く生きていたら、なんとな~く生きられる。あまり頑張らなくていいんじゃないか」と語った。

『Village』完成披露試写会に出席した黒木華【写真:ENCOUNT編集部】
『Village』完成披露試写会に出席した黒木華【写真:ENCOUNT編集部】

「『頑張らないぞ』と思っても、人間は結構頑張ってしまう」と持論

 俳優の黒木華が30日、都内で行われた主演映画『Village』(4月21日公開)の完成披露試写会に出席。新社会人や新生活を始める人へメッセージを求められると、「なんとな~く生きていたら、なんとな~く生きられる。あまり頑張らなくていいんじゃないか」と語った。

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 黒木は「ほかの登壇者のみなさんが『頑張れ』と言ってくれたので、私は頑張らないことをおすすめしようかな」と切り出すと、「『頑張らないと!』と思っているとだんだん頑張ることに疲れてくる。『頑張らないぞ』と思っても、人間は結構頑張ってしまう。だから、なんとな~く友達と遊んだり、なんとな~くおいしいものを食べたり。あんまり頑張らなくていい」と伝えると、会場のファンから拍手があがった。

 主演の横浜は「人生一度切り。明日死ぬかもしれない。僕は常日頃から後悔しないように過ごしたいと思っている。やりたいことをやって、やりたくないことはやらない。みなさんも後悔がないように」とエールを送った。

 司会者から「もし心に引っかかることがあったら?」と質問されると、「まぁそれも自分次第。さらに落ちたいならドン底に落ちればいい。ドン底まで落ちたらあとは上がるだけなので。仲がいい友人とあって、それを埋めたらいい。都度都度、自分が思ったように動けばいい」と語った。

 日本のとある集落・霞門村(かもんむら)を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を描き、同調圧力、格差社会、貧困、道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。主演の横浜は霞門村で生まれ育ち、母親が抱えた借金の支払いに追われ希望のない日々を送っている片山優を演じた。

 そのほか、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、ジャニーズJr.内のグループ・HiHi Jetsの作間龍斗、古田新太、メガホンをとった藤井道人監督も登壇した。

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