野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は20日（日本時間21日）、米マイアミのローンデポ・パークで準決勝が行われ、日本代表・侍ジャパンが6-5の劇的な逆転勝利でメキシコを下し、決勝に駒を進めた。大谷翔平（エンゼルス）は両チームの選手へのリスペクトを示し、反響を呼んでいる。

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　メキシコとの一戦で、日本は佐々木朗希（ロッテ）が先発。3点を先行されたものの、吉田正尚（レッドソックス）の3ランで同点に追いつく。さらに4-5で迎えた9回には村上が逆転サヨナラとなる2点適時打を放ち、劇的な勝利を収めた。大谷は9回裏に先頭打者として2塁打を放ち、逆転劇の口火を切った。

　試合後には自身のインスタグラムを更新。「あと一つ」とつづり、決勝打の村上、エンゼルスの同僚でメキシコの先発として好投したパトリック・サンドバルとの2ショットをそれぞれ公開した。

　投稿では英語で「なんで試合だ！　なんてスイングだ、ムネ（村上）！　なんてピッチングだ、サンディ（サンドバル）！」と続けており、敵味方関係なくすばらしいプレーにリスペクトを示す姿勢が伝わってくる。

　この投稿にサンドバルも反応し、「ありがとう、ショウ。今夜は泣きながら寝るよ」とコメント。ファンからは「最高でした!!」「感動の試合でした」「あと1つ、信じて応援します」などの声が上がっていた。