【Get Ready!】妻夫木“エース”の壮絶過去… 悲しい展開に視聴者「やりきれない」

俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第8話が26日、放送された。謎に包まれていたエースの過去が明らかになった今話。辛すぎる救いのない展開に「やりきれない」という声が多く上がっている。

妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】
妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】

次週が最終回、妻夫木演じるエースの過去が明らかに

 俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第8話が26日、放送された。謎に包まれていたエースの過去が明らかになった今話。辛すぎる救いのない展開に「やりきれない」という声が多く上がっている。

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 多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームを描いた、医療エンターテインメント。表の顔はパティシエ、裏の顔は大病院が匙(さじ)を投げた患者をも救う超人的なオペ技術を持つ孤高の天才執刀医・エースこと波佐間永介を妻夫木、表の顔は国際弁護士、裏の顔はエースの相棒として闇医者チームの交渉役・ジョーカーという下山田譲を藤原竜也、過去は謎に包まれているが腕は超一流のオペナース・クイーンこと依田沙姫を松下奈緒、カルテの盗み出しから闇医者チームのセキュリティまでを担う若き万能ハッカー・スペードこと白瀬剛人を日向亘が演じる。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 今回語られたのは、これまでずっと謎に包まれていたエースの過去。エースはジョーカーと出会い名前を変えるまで、本名の天野真一という名前で外科医をしいていた。外科医としての才能があり、自分でもそれを自覚していたエースの信条は「医師に最も必要とされるのはオペの技術」。しかし、当時エースが師事していた大和医大の医師・真田(榎木孝明)は「オペは完治の入り口でしかない」という考え方の持ち主で、エースはそんな真田に「きれい事だ」と反発。恩師である真田の元を離れ、剣持(鹿賀丈史)のいる千代田医大へ籍を移してしまう。

 剣持は同じ胸部外科のドクターとしてエースの存在を知っていたと話し「勝手ながら私の後継者は君しかいないと思っていました」と歓迎。喜ぶエースだが、真田とは旧知の仲で一方的に真田をライバル視していた剣持が「昔から真田先生の言うことはきれい事ばかり」と言い放つと、同じ気持ちを持って病院を移ったにも関わらず違和感を覚えるのだった。

 千代田医大に移ったエースは難しいオペを次々と成功させ、評判を上げていく。青葉(志水心音)という肺の移植を待って長く入院している少女とも出会い、彼女にドナーが現れること、自分が執刀医として彼女の命を救うことを願っていた。

 表向きはエースの活躍を喜んでいた剣持だが、実は院内でどんどん評判を上げていくエースに嫉妬し、彼を妬むようになっていた。その頃、堂前(松澤一之)という男が大和医大から千代田医大に転院してくる。堂前は不動産業界の重鎮で、肺の移植手術の順番を待っていた。金も権力もある自分は優先的に臓器移植を受ける権利があると考えていた堂前は、命は平等であると説く担当医の真田に反発し千代田医大に移って来たのだった。転院を快く受け入れた剣持だったが、堂前が手術の執刀医に自分ではなくエースを指名すると感情が爆発。ライバルだと思っていた真田が学会の次期理事長として有力視されたことも彼を焚きつけ、剣持はある計画を実行する。

 剣持が真田とエースへの嫉妬に狂う中、堂前の移植手術が決まる。少しでも愛弟子の力になりたいと思った真田はエースを呼び出し自分が担当していた頃の堂前のデータを渡そうとするが待ち合わせ場所に出向いたエースはそれを拒否。堂前の手術は無事成功するが、実はこの堂前の手術は剣持が仕掛けた真田とエースを医療業界から追放するための罠だった。

 青葉と堂前は同じ「気管支拡張症」という病気を患っており、堂前に移植された肺は、本来の順番的には青葉に移植されるはずのものだった。エースと真田を陥れようと考えた剣持は、わざとドナー提供の順番を変更。堂前が大和医大から転院し恩師である真田から愛弟子のエースに主治医を変えたこと、手術の前に2人が会っていたことを巧みに利用し、真田とエースが共謀して違法に移植手術を行ったかのように細工したのだった。

 この事件をきっかけにエースは病院を追われることに。剣持の陰謀により移植手術を受けられなかった青葉は亡くなり、青葉の母親は「あなたが命に優先順位をつけたんだとしたら、娘に生きる価値はなかったんでしょうか」とエースに問う。

 真田もまた、剣持の思惑通り窮地に追い込まれてしまう。事件により学会の次期理事長候補から外された真田だが、心配していたのは自分の進退よりもエースの外科医としての未来だった。身の潔白を証明し、エースを救おうと裁判を行う真田。しかし無実を証明できないまま、病に倒れこの世を去ってしまう。

 ようやく明かされたエースの過去に視聴者は「やりきれない」と驚愕。「とにかく剣持が最低だったな」「剣持の悪事暴かれないかな」と剣持に対する嫌悪感を募らせる意見も多くあった。今話のラストでついに警察メンバーが天野真一=エースなのではないかと気がついたシーンも描かれていた。仮面ドクターズのピンチにSNSは「いよいよ終盤って感じですね」大騒ぎ。警視副総監の高城役で沢村一樹が登場すると、その豪華な配役に視聴者も大興奮で「絶対リアタイしないと!」という声が上がっている。

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