俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系連続ドラマ『星降る夜に』（火曜午後9時）の第5話が、14日に放送された。雪宮鈴（吉高）の同僚の新人医師・佐々木深夜（ディーン・フジオカ）の天然ぶりが話題になっている。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、脚本家・大石静が描くオリジナル作品。心がすり減り熱意を失った35歳の産婦人科医・雪宮鈴と、自由奔放に人生を謳歌（おうか）して生きる25歳の遺品整理士で、生まれつき耳が聞こえない柊一星（北村）。「命のはじまり」と「命の終わり」をつかさどる2人が出会い、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいくピュア・ラブストーリー。

　のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く鈴は、ある医療裁判がきっかけで大病院を追われた過去があった。誰にも本音を語らず孤独な毎日を過ごしていた鈴は、息抜きのために行ったソロキャンプで美しい青年・一星と出会う。一星は突然鈴にキスをして、2人の不思議な関係が始まった。

　マロニエ産婦人科医院の公式SNSに、「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントがつく。鈴は大学病院を追われることになった5年前の医療裁判を思い出し、怯えて過ごすことに。鈴を心配した深夜は、鈴にコーンポタージュ缶を手渡す。うまく言葉が出ないものの、鈴を気遣う深夜。「大丈夫じゃない時は、大丈夫じゃないって言ってください」と声をかけ、涙を流す鈴に自分の白衣をかぶせた。「白衣on白衣？」と戸惑う鈴に、「薄っぺらいかもしれませんが……」とほほ笑んだ。

　帰宅した鈴に「無事、帰れましたか？」「僕に出来ることがあったら、何でもいってください」とメールする深夜。鈴と会っていた一星は、会社のトラックで鈴を自宅まで送る。するとそこには、深夜が待っていた。

　一星のことを「弟さんですか？」と確認する深夜。手話で深夜に「スケベヤロウ！　鈴のまわりをウロウロしやがって」と怒る一星。何を言っているかわからない深夜は、「私の名前は佐々木深夜」と手話であいさつする。すると一星は、「俺の名前は柊一星。鈴と付き合ってる。お前には渡さない」と敵意をむき出しにする。

　しかし深夜は、「僕に任せとけってことですかね」とポジティブに受け取り、「弟さんが一緒だったら安心ですね」と笑顔を見せ、一星を抱きしめた。そして「弟さん、お姉ちゃんのこと、よろしくね」と鈴を託すのだった。

　さらに自宅にレンガを投げ込まれた鈴を助けた深夜は、激しくドアをたたく相手に傘で応戦しようとする。ドアを開けるとそこには駆けつけた一星が。その際も深夜は、「あぁ、弟さん」と一星を鈴の弟だと思いこんでいた。

　SNS上では、「弟と勘違い深夜センセイ！全力ハグ可愛い」「嫉妬むき出しの一星かわいいし弟だと思い続けてる佐々木先生まじでww」「一生弟と勘違いし続けるニコニコ当て馬と、敵意むき出しでピキる本命おもろすぎ」と反響が。また「早く深夜には『弟じゃない』と伝えてあげてね」といった声もあがっている。