新日本プロレスのオカダ・カズチカが12日に行われたノアの大阪大会に乱入。4度目の防衛を果たしたばかりのGHCヘビー級王者の清宮海斗を襲撃し、レインメーカーで大の字にさせた。これまで無視を続けていた男が「東京ドーム、やってやるよコノヤロー！」と21日のノア東京ドーム大会での対戦を受諾した格好になったが、その数日前には清宮が「オカダ逃げんじゃねぇぞ！」とさらなる挑発を繰り出していた。

　清宮の叫びがオカダに届いた。大阪大会の前にノアの公式YouTubeでは「必ず引きずり出してやるぞ、オカダ・カズチカ。一対一でぶっ潰してやる！　いまだ完全無視を決め込むオカダに清宮海斗が叫ぶ」と題した動画を公開していた。

　その中で清宮は、無視を続けていたオカダに対して「ボイコットなんて一番つまんない。東京ドーム3万人が待ってる。オカダ逃げんのか。やるのかやらないのかどっちなんだよ。怖くないんだったら出て来いよ。オカダ逃げんじゃねぇぞ！　1対1で必ずぶっつぶしてやる」と息巻いていた。

　この動画のコメント欄には「オカダ清宮戦は実現したら大喧嘩マッチでいいよホント　久しぶりに昭和バリのガチプロレスが見られるんじゃないかとワクワクしてる」「こういうこと言ってくれる清宮好きになっちゃう」「いいねぇ」「良くも悪くも何処までもまっすぐ。絡め手の挑発が出来るようになるには、まだキャリアを積まなきゃだろうけど、清宮はこれで良い」などと多数のファンの声が届いている。

　結果的にオカダを引っ張り出すことに成功した清宮。大阪大会ではレインメーカーを受け、倒れたままリングアウトという屈辱の結果となったが、東京ドーム決戦では意地を見せられるのか。武藤敬司の引退試合も行われる当日はABEMA PPV ONLINE LIVEにて生配信される。