【罠の戦争】ついに出馬の覚悟を決めた鷲津 息子の事件を隠蔽した黒幕は誰?

俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第4話が、6日に放送された。

出馬の覚悟を決めた鷲津亨(草彅剛)【写真:(C)フジテレビ】
出馬の覚悟を決めた鷲津亨(草彅剛)【写真:(C)フジテレビ】

もみ消しを指示したのは? 視聴者も推測

俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第4話が、6日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、愛する家族を傷つけられた草なぎ演じる議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)が、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させるリベンジエンターテインメント。2015年「銭の戦争」、17年「嘘の戦争」に続く復讐(ふくしゅう)シリーズ第3弾。

 大物衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)に20年尽くしてきた鷲津は、中学生の息子・泰生(白鳥晴都)が歩道橋から何者かに突き落とされ意識不明になってしまう。犬飼は突き落とした人物を知っているようで、鷲津に事実無根の着服疑惑を投げかけ、事故として処理するように指示した。犬飼に復讐(ふくしゅう)を決意した鷲津は、巧妙な罠を仕掛け、犬飼を失脚させた。

 鷲津は、古くからの友人で二世議員の鷹野聡史(小澤征悦)から、犬飼の地盤で出馬するよう提案される。民政党の鶴巻憲一幹事長(岸部一徳)も鷲津を党の公認として推すという。鷲津は、犬飼の後援会長・鰐淵(六平直政)が泰生の事件の隠蔽を指示した可能性を考え、選挙を口実に鰐淵に近づいた。

 しかし鰐淵は、「俺はな、筋を通さない奴が大嫌いだ。一介の秘書が、大臣や俊介さんを差し置いて出馬するだと?」と鷲津を拒絶する。犬飼の息子・俊介(玉城裕規)が裏で鷲津の悪い噂を流していたのだ。鰐淵は俊介の吹聴(ふいちょう)により、鷲津が泰生の事故を利用して大臣を裏切ったと思っていた。

 鷲津の妻・可南子(井川遥)は、鰐淵の妻・美恵子に近づく。美恵子は、認知症を患う鰐淵の母の介護に追われ疲弊していた。鰐淵は介護を美恵子に押し付け、世間体を気にして介護サービスや支援の利用を許可していなかった。

 当初は美恵子から情報を引き出すために近づいた可南子だったが、疲れ果てた姿を見て放っておけず、自宅に招く。認知症の母は短期で施設に預け、美恵子は鷲津家に泊まることに。鷲津と可南子は美恵子の心の内を聞き、受け止めた。そして美恵子は、夫が謎の男からお金を受け取っていたことを打ち明ける。

 鷲津は私設秘書・蛍原梨恵(小野花梨)と秘書見習い・蛯沢眞人(杉野遥亮)の協力により、鰐淵の会社の経営状況が良くないことを把握。謎の男からのお金の受け取りも資金繰りのためだった。鰐淵のもとを訪ねた鷲津は、「弱みを隠し続けるのか」と迫る。その時、認知症の母親が家を抜け出してしまった。

 鷲津は蛍原や蛯沢、可南子にも協力を仰ぎ、鰐淵の母を探して保護した。鰐淵は鷲津たちに感謝し、泰生の件が本当に事故ではないのか確認する。鷲津は犬飼から隠蔽を指示されたと明かし、鰐淵もその言い分を信じた。そして鷲津の出馬を応援し、協力することを約束した。

 当初は鰐淵を疑っていた鷲津だが、鷹野から、泰生の件のもみ消しを指示したのは「永田町の人間らしい」と知らされる。鷲津は「大きな権力に抗えるだけの力が欲しい」と、出馬の覚悟を決めた。

 視聴者からは、「鷲津の敵は永田町にあり」「鰐淵さんは無関係だったのね。隠蔽したの、永田町の誰よ?」「黒幕は永田町の誰なのか気になります!」といった声が。また、「後援会長では犬飼はあんな態度にはならないよな。やっぱり永田町の大物議員関係」と推測する声も見られた。

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