『鬼滅』霞柱・時透無一郎役の河西健吾「やっとしゃべることができました!2ワード!」
声優の河西健吾が5日、都内で行われた「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の公開記念舞台あいさつに出席した。時透無一郎(ときとう・むいちろう)役の出演シーンや演技のこだわりなどについて語った。
「刀鍛冶の里編」では時透無一郎が本格参戦
声優の河西健吾が5日、都内で行われた「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の公開記念舞台あいさつに出席した。時透無一郎(ときとう・むいちろう)役の出演シーンや演技のこだわりなどについて語った。
今回上映する『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、炭治郎、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)たちと上弦の陸(ろく)・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)との激闘を描いたアニメ『鬼滅の刃』シリーズの「遊郭編」第十話、第十一話の劇場初上映と共に、その後の新たな任務地での霞柱・時透と恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)との出会いや無限城に集められた上弦の鬼の姿を描いた「刀鍛冶の里編」第1話を初公開する。
「刀鍛冶の里編」では時透が本格参戦する。しかしマイクを手にした河西は「(過去にテレビアニメとして放送された)柱合会議から数えると、もう何年になりますでしょうか。やっとしゃべることができました! 今回も2ワード! しゃべらせていただきました」と笑った。
言葉数が少ない時透無一郎を演じるにあたって「ああいう役をやるとき、霞柱なのに、あんまりうまく呼吸ができない。息を止めているわけではないけど、そこをぶらしたくないなというところもあって、なるべく息を吸うのを我慢して、そこ(わずかなセリフ)に全部詰め込んで詰め込んで、終わった後にフゥッ! と。一言に込めるものが難しいなと思いながら今演じさせてもらっています」と語った。
今回の舞台挨拶には宇髄役の小西克幸、甘露寺役の花澤香菜も出席した。
同作は、累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズ。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始。その後、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開し、国内歴代興行収入が歴代1位となる400億円を記録した。2021年から2022年にかけて『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。2023年4月より、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)が放送される。
3日には、上弦の壱(いち)・黒死牟(こくしぼう)を置鮎龍太郎が、上弦の弐(に)・童磨(どうま)を宮野真守が、上弦の肆(し)・半天狗(はんてんぐ)を古川登志夫が、上弦の伍(ご)・玉壺(ぎょっこ)を鳥海浩輔が演じることが新たに発表されている。
また、4日の舞台あいさつには主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の花江夏樹、竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役の鬼頭明里、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)役の下野紘、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の松岡禎丞が登場し、会場を盛り上げた。