俳優の芦田愛菜が2日、都内で行われたエランドール賞の授賞式に出席した。新人賞を受賞した芦田は、「これからもお芝居が好きだという純粋な気持ちを忘れずに、役に真摯（しんし）に向き合いたい」と話した。

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　エランドール賞は一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会が主催する賞で、12月1日から翌年11月30日が審査対象期間。芦田は2022年に宮本信子と10年ぶりに共演した映画『メタモルフォーゼの縁側』で主演を務め、アニメ映画『かがみの孤城』では声優として物語のキーパーソンを熱演。NHK『第73回NHK紅白歌合戦』では審査員を務めるなど、マルチに活躍している。

　授賞式では「私が一番最初に大きな作品に出させていただいた『Mother』というドラマでは、監督さんやスタッフさんに叱られてばかりの毎日だったのですが、そんな『Mother』という作品にお芝居との向き合い方を教えてもらって、今日まで続けてこられたような気がします」と周囲に感謝した芦田。「これからもお芝居が好きだという純粋な気持ちを忘れずに、役に真摯に向き合いたい」と話した。

　現在高校3年生の芦田。囲み取材で「もう“愛菜ちゃん”ではなく、“愛菜さん”ですね」と問いかけられたが、「いえいえ。“愛菜ちゃん”で」と照れ笑いを浮かべていた。