スクール型オーディション番組『0年0組』、4人の脱落者決定 3人の“特待性”登場に騒然

ロックバンド・女王蜂のアヴちゃんがプロデューサー=担任を務める日本テレビ系スクール型オーディション番組『0年0組 -アヴちゃんの教室-』(日曜午前1時25分)が28日に放送された。

アヴちゃん(左)がプロデューサーを務める『0年0組 -アヴちゃんの教室-』が28日に放送された【写真:(C)日本テレビ】
アヴちゃん(左)がプロデューサーを務める『0年0組 -アヴちゃんの教室-』が28日に放送された【写真:(C)日本テレビ】

昭和、平成の歌謡試験を行う

 ロックバンド・女王蜂のアヴちゃんがプロデューサー=担任を務める日本テレビ系スクール型オーディション番組『0年0組 -アヴちゃんの教室-』(日曜午前1時25分)が28日に放送された。

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 本番組は、アヴちゃんが年齢性別問わず多彩なタレント・俳優・アーティストを擁する大手芸能事務所スターダストプロモーションの育成生と、国内外に向けて幅広く発信するレーベル、ソニーミュージックの育成生、若き精鋭たちと正面から向き合い、新たなグループを生み出すスクール型オーディション企画。事前オーディションを経て、選ばれたのは16人の少年達が集められ、担任であるアヴちゃんが、少年達=生徒達にさまざまな課題を課して、グループをデビューさせるという超ドキュメンタリー。

 昭和、平成の名曲をどう自分の中で解釈し、染み込ませ、表現するのかを見る「昭和歌謡ボーカル試験」では、沢田研二、中森明菜、久保田早紀、安全地帯、チェッカーズ、レベッカ、尾崎豊、TM NETWORKの曲を2人ずつに1曲課し、生徒16人の順位付けを行った。

 昭和歌謡試験1位のITARUと最下位の吉川康太、明暗を分けた2人がいるモーニング娘。チームはぶつかり合いながらも成長。w-inds.チームは最年少のKENTが躍動し、昭和歌謡試験の上位が集まったAAAチームは経験豊富なSHO-KとTOMOが、歳下でダンス経験の浅いSを弟のようにかわいがりサポート。DA PUMPチームはビッグマウス・kiceが率先してチーム全体を引き上げた。

 クラスで最大の問題を抱えていたのがSPEEDチーム。根っからの陽キャRIONと対極的なキャラクターの苦労人・新渡戸は感情が爆発、チーム崩壊の危機を迎えたが、メンバー4人で車座になって本音をぶつけ合って絆を取り戻し、アヴちゃんも「何かを超えたんだろうな」というステージを披露した。

 全ての平成歌謡グループ試験を見届けたアヴちゃんは、「全員、輝いていた。振り落とされそうになるくらいの課題をよく乗り越えた」と評価。健闘をたたえ合う16人。しかし、張り詰めた空気の中、アヴちゃんの口から、順位が読み上げられた。

 1位通過は、最年少KENT。2位は、ダンスの実力クラスNo.1のSHO-K。3位には、昭和歌謡ボーカル試験で「異邦人」を驚きの表現力で歌い上げて、ダンスで魅せたITARUが大躍進。アヴちゃん先生も「大化けした」と感嘆。

 4位・S、5位・RION、6位・TOMO、7位・新渡戸悠斗、8位・冨田侑暉、9位・kice、10位・齋木春空、11位・TAICHIそして、最後の通過者として読み上げられた12位は、メンズノンノモデルの中谷光希だった。SORA、吉川康太、ゆーり、有薗莞爾という4人の生徒が学院を去ることとなった。

 そして次の課題が発表される前に、3人の生徒が突然教室に現れた。「彼らは、転校生……特待生です」と教室が騒然とする展開となった。

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