TKO木本、相方・木下が会見登場「不祥事コンビではございますが」 活動再開明言で目には涙
昨年7月に投資トラブルが発覚したお笑いコンビ・TKOの木本武宏(51)が23日、都内で会見を開き、深々と頭を下げて謝罪。また、相方・木下隆行(51)とのコンビ活動再開についても明言した。会見の最後には木下も登場しそろって頭を下げた。
2月にトークライブ「これからはネタを作って相方とライブをやっていこうと思います」
昨年7月に投資トラブルが発覚したお笑いコンビ・TKOの木本武宏(51)が23日、都内で会見を開き、深々と頭を下げて謝罪。また、相方・木下隆行(51)とのコンビ活動再開についても明言した。会見の最後には木下も登場しそろって頭を下げた。
国産車からポルシェまで…71歳の大御所タレントの華麗なる愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
会見にスーツ姿で登場した木本は冒頭で「お忙しい中、ありがとうございます。騒動発覚時に会見がここまで遅くなったこと、申し訳ありません。騒動に巻き込んでしまった仲間の皆さま、本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて謝罪した。
会見内では相方の木下についても言及。「相方も(先に)騒動があって、事務所に戻すつもりだったのに、こうなって本当に情けなかったです。きっと憤っているかと思いましたが、連絡をくれて『何ができる』と言ってくれました。それが支えです」と感謝を口にした。
また、その上で「これからはネタを作って相方とライブをやっていこうと思います。2月に大阪でトークライブをさせていただきます」とTKOとして活動再開することを明言した。
木下は会見の最後に登場。「もう1人の問題児です。木本がお騒がせしました。僕は3年前にお騒がせしました。ようやく真実を木本の口から話せること、本当に良かったなと僕も木本もうれしく思っております。これからようやくTKOとして、不祥事コンビではございますが、フリーで前に進めるということで、僕たちが大好きなコントで前に進めることをうれしく思えます」と今後の活動について前を向いた。
また、同日に2人で事務所を立ち上げること、ホームページ開設を発表した。久々のコンビそろっての公の場に木下が目に涙を溜めると、木本も目を赤らめた。
会見最後は笑顔で質疑応答。木下は「「TKOは、これで『とにかく苦労しているおっさん』になりました」」と自虐で集まった報道陣を笑わせた。
木本の投資トラブルは、昨年7月中旬に一部で報じられて発覚。親交のあるタレントや後輩芸人、スタッフらに「こんな投資があるよ」と声をかけて金を集めていたが、一緒に投資を進めていた人物と連絡がつかない状態になっていたようだ」「集めた金は5億円以上に上るが、木本さんの元には残っていない」とも伝えられ、返金できない状況で事件化も危惧されていた。
木本はその後、所属事務所の松竹芸能を退所。8月1日には、「お詫び」と題した声明を発表し、会見が開けない理由を「この騒動の複雑性、解明と、関係者様の同意などを得ることに時間を要し、刑事事件への発展可能性などの観点から現在に至るまで行えていません。すぐに会見を開いてもお答えできない事項が多く、何のための会見なのかと思われることも想定しています。また会見を開くにも松竹芸能を退所しており、スタッフ人員がいない、またコロナ感染症対策からもすぐには行えない状況です。徐々に解決の方向が見えてきている状況ですので本日、書面にてお詫びをお送りさせていただきました」と説明していた。
一方の木下は、20年3月、後輩芸人の顔面にペットボトルを投げつけるなどのパワハラ行為が報じられ、所属していた松竹芸能を退社した。その後、テレビ画面から遠ざかる日々だったが、今月13日放送のフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」に出演。ハリウッドザコシシショウとペットボトルを使った自虐的なコントを展開し、ネット上で話題になっていた。