20歳の“逆輸入ボクサー”花田歩夢、世界4位を7回TKO 金星に会心「ここで躓いていたら世界王者になれない」

20歳のホープ花田歩夢(神拳阪神)がWBC世界ライトフライ級4位のアサエル・ビリャル(パナマ)を7R・TKOで破った。

アサエル・ビリャル(左)からダウンを奪った花田歩夢【写真:津高良和】
アサエル・ビリャル(左)からダウンを奪った花田歩夢【写真:津高良和】

第3試合

ボクシング興行「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日・エディオンアリーナ大阪第一競技場)第3試合フライ級8回戦

 20歳のホープ花田歩夢(神拳阪神)がWBC世界ライトフライ級4位のアサエル・ビリャル(パナマ)を7R・TKOで破った。

 メキシコでキャリアを積む逆輸入ボクサー・花田が大金星だ。序盤から激しく打ち合う展開。4Rには強烈な左で倒すなど、2度ダウンを奪った。そして7Rにはパンチをまとめ、レフェリーストップ。世界ランカーを見事に破った。

 試合後、リング上で花田は「想定通りの試合内容になったかと思います。格上相手で不利ということは分かっていた。自分は世界挑戦に向けてトレーニングを積んでいて、ここで躓いているようだと世界チャンピオンにはなれない」と笑顔で振り返った。

 これで世界ランク入りする可能性が高まったことで、「興毅さん、よろしくお願いします! どうですか。まだ早いですかね」とタイトル挑戦を訴えていた。

次のページへ (2/3) 【写真】花田歩夢の強烈な右がヒット! アサエル・ビリャルの顔面を捉えた瞬間
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