【RIZIN】パトリシオ・ピットブル「日本の歴史、神社が好き」 日本愛を会見で明かす

格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。「Bellator」との対抗戦でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と副将戦を戦うパトリシオ・ピットブル(ブラジル)が試合直前インタビューに応じた。

パトリシオ・ピットブル【写真:山口比佐夫】
パトリシオ・ピットブル【写真:山口比佐夫】

RIZIN MMAルール「問題ないです」

 格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。「Bellator」との対抗戦でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と副将戦を戦うパトリシオ・ピットブル(ブラジル)が試合直前インタビューに応じた。

 パトリシオは現Bellatorフェザー級王者であり、元Bellator世界ライト級王者でもある。間違いなくクレベルにとっては過去最強となる相手だ。試合は2日後に迫っているが「とても調子は良い感じ。2週間前に日本来たから時差はない。体重もばっちり」とコンディションの良さをうかがわせた。

 拳を交えるクレベルはRIZIN6連勝中。10月のタイトルマッチで牛久絢太郎を破り、第3代RIZINフェザー級王者に輝いた。そんなRIZIN王者についてパトリシオは「柔術の選手なのでグラウンドを警戒しています。とてもフィニッシュが強い選手。楽しみにしてる」と語った。

 両団体の王者対決となるが今回の試合はタイトルマッチではない。パトリシオは「勝者が両方のタイトルにふさわしいと思っています」と、この試合の意味について口にしていた。

 対抗戦で話題に上がるのは“判定基準”。25日に行われたキックボクシングの興行「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」では、海人に判定で敗れたブルガリア人戦士が判定を巡り不満を募らせていた。

 RIZIN MMA ルールで戦うパトリシオだが「小さいときからMMAをやっています。バーリトゥード(ポルトガル語では“何でもあり”という意味の格闘技)で5試合くらいしているから問題ないです」と豪語した。

 兄のパトリッキーは2019年に「RIZIN.19」「RIZIN.20」と出場。日本ではなじみのあるファイターでもある。26日には日本のファンからプレゼントをもらったことを報告しており「本気で日本に住もうかな思うてます」と発信していた。

 パトリシオは「彼が日本で試合をしたときには嫉妬した」と話し、「ブラジルではPRIDEが人気。ピットブル兄弟としてはもっともっと露出を増やしていきたい」と明かす。

 さらに「今回は試合できているのでできませんが、もっと日本のファンと近づきたい。日本の歴史、神社が好きですね」と笑顔を見せた。

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