ロックバンド「女王蜂」のアヴちゃんが、2023年1月8日にスタートする日本テレビ系新番組「0年0組 -アヴちゃんの教室–」（毎週日曜、午前1時25分）に出演することが19日に発表された。

　本番組は、アヴちゃんが年齢性別問わず多彩なタレント・俳優・アーティストを擁する大手芸能事務所スターダストプロモーションの育成生と、国内外に向けて幅広く発信するレーベル、ソニーミュージックの育成生、若き精鋭たちと正面から向き合い、新たなグループを生み出すスクール型オーディション企画。放送終了後には、「完全版」をHuluで独占配信スタートする。

　事前オーディションを経て、選ばれたのは16人の少年達が集められたのは、真っ白な教室「私立裏島音楽学院0年0組」。戸惑いと緊張感が漂う中、現れたのは、この教室の担任であるアヴちゃん。アヴちゃんは、少年達＝生徒達にさまざまな課題を課し、時に自身の確かな経験に裏付けされた「言葉」と「気付き」を与えながら、グループをデビューさせるという超ドキュメンタリー。

　女王蜂でもバンドでありながら、ダンスビートを入れるなど類い稀な音楽性で魅せるアヴちゃん。見たいのは、完成されたものではなく「変貌」。欲しいのは、ウマい人物ではなく「ヤバイ奴」。教室でも強い個性とこだわりで審査していく。

　アヴちゃんのコメントは以下の通り。

○アヴちゃん
「さて、地獄とはどこにあるのでしょう？　昨今溢（あふ）れているオーディションの数々は、希望者へ夢と現実とを同時に与え、共感と旬を生み出します。抗いようのないものを掴（つか）もうと奮闘する姿は、多くの方々の胸を打ち、新たな誰かへと夢を紡ぎます。この理自体は『天国』ではないし、わざわざ『地獄』とも呼べない、ただただシステムであり、季節。そして多くの場合、季節が過ぎ去ることに時間はかかりません。わたしのクラスを除いて。さて、地獄とはどこにあるのでしょう？　自覚と才能に溢れた、美しき我が生徒たち。『0年0組』この世のどこにもなかったクラスが、はじまります」