元乃木坂46・松村沙友理、卒業後初の映画主演 「推し武道」でアイドルオタクを熱演

アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで女優の松村沙友理が、大ヒットコミックの実写化映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」で、グループ卒業後、映画初主演を務めることが18日、分かった。

松村沙友理【写真:(C)平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会】
松村沙友理【写真:(C)平尾アウリ・徳間書店/劇場版「推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会】

ABCテレビの22年10月クールで実写ドラマ放送

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで女優の松村沙友理が、大ヒットコミックの実写化映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」で、グループ卒業後、映画初主演を務めることが18日、分かった。

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 原作は同名の平尾アウリ氏による累計100万部超えの大ヒットコミック。2015年8月より「月刊COMICリュウ」(徳間書店)にて連載を開始すると、17年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。20年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている人気作品。ABCテレビの22年10月クールドラマLにて同名タイトルで初実写ドラマ化されると、原作の再現度の高さと、“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーが多くの視聴者の胸を打ちたちまち話題となった。

 物語の主人公・フリーターのえりぴよは、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・市井舞菜に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっているというキャラクター。

 ドラマに引き続き、そんな熱狂的なオタク・えりぴよを演じるのは、元乃木坂46の松村。「プロミス・シンデレラ」(TBS系)、「愛しい嘘~優しい闇~」(テレビ朝日系)など、女優として多岐にわたる作品に出演。本作がグループ卒業後、映画初主演作となる。

 映画化にあたり松村は「『推し武道』のドラマからたくさんの反響をいただいて、撮影の時から自分自身の思い出がとても強い作品だったので、映画化が決定してとてもうれしいです」と喜びを語った。

 また、「ドラマの中では描かれなかったえりぴよと舞菜の新しいエピソードだったり、ChamJamの思いなども、とても深く描かれているので、ぜひ映画館でご覧になっていただきたいです。映画で初めて披露されるChamJamの曲もありますので、私も映画館で見るのをとても楽しみにしています!!!」とアピールした。

 原作者の平尾氏は「ドラマ化に続き映画化もしていただけることとなりまして、うれしく思っております。漫画家人生において映像化を目標にしていた私ですが、そのひとつとして映画にしていただけることを夢に見ていましたので、今作は私の夢を叶(かな)えてくれる作品となりました。スタッフの皆様、キャストの皆様、応援してくださる皆様のお陰で叶えられたことです。どんな映画になっているのか……私も映画館で見ることを楽しみにしております」とコメントした。

 そのほか、ドラマ版に引き続きメインキャラクターChamJamのメンバーを演じる中村里帆、4人組ガールズユニット「@onefive」のMOMO KANO SOYO GUMI、和田美羽、伊礼姫奈、そしてえりぴよのオタク仲間を演じる豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)ら、おなじみのキャストが総出演する。

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