映画「THE FIRST SLAM DUNK」興収30億円を突破 「すずめの戸締まり」は85億円超え

10日と11日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が12日に発表され、前週1位で初登場した井上雄彦原作・脚本・監督によるアニメーション「THE FIRST SLAM DUNK」(東映)が、土日2日間で動員54万4000人、興収8億2500万円をあげ、1位をキープ。累計成績は動員202万人、興収30億円を突破した。

「THE FIRST SLAM DUNK」が首位をキープ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「THE FIRST SLAM DUNK」が首位をキープ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

二宮和也主演の新作「ラーゲリより愛を込めて」が3位にランクイン

 10日と11日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が12日に発表され、前週1位で初登場した井上雄彦原作・脚本・監督によるアニメーション「THE FIRST SLAM DUNK」(東映)が、土日2日間で動員54万4000人、興収8億2500万円をあげ、1位をキープ。累計成績は動員202万人、興収30億円を突破した。

 2位には前週と同じく「すずめの戸締まり」(東宝)が続き、土日2日間で動員43万2000人、興収5億7500万円を記録。累計成績は動員636万人、興収85億円を超えている。

 新作では、3位に瀬々敬久監督、二宮和也主演でシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜・山本幡男の11年に及ぶ愛の実話を描いた「ラーゲリより愛を込めて」(東宝)が、土日2日間で動員17万8000人、興収2億4300万円をあげ初登場。公開3日間の成績は、動員27万3000人、興収3億7400万円となっている。

 9位には、原ゆたかによる人気児童書シリーズ35周年を記念した劇場版アニメ最新作「映画 かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」(東京テアトル)がランクイン。監督は緒方隆秀、声の出演は山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴。また、特別出演として、歌手を夢見る少女・ヒポポ役を生田絵梨花が演じ、ゾロリ役の山寺とデュエットを披露しているほか、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品とせいやも妖怪役で参加している。

 そして10位には、「ミッドサマー」などを手掛けるA24と「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド監督がタッグを組んだサスペンス・スリラー「MEN 同じ顔の男たち」(ハピネットファントム・スタジオ)がランクイン。夫の死を目の前で目撃してしまった女性・ハーパーをジェシー・バックリー、同じ顔をした不気味な男たちをロリー・キニアが演じている。

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