俳優の妻夫木聡、脚本家の向井康介が23日、都内で開催された映画「ある男」（11月18日公開）のティーチイン付き上映会に出席した。

　同作品の監督を務めたのは「愚行録」「蜜蜂と遠雷」などで数々の映画賞を受賞し、国内外から高い評価を得る石川慶。“ある男”の正体を追う主人公の弁護士・城戸章良を妻夫木が演じた。

　映画公開後の反響を聞かれた妻夫木は「非常にうれしい感想をいただくことが多いです。『Get Ready！』（TBS系）っていうドラマを撮影しているんですけど、初日が終わって次の日に撮影に行ったら堤監督から『昨日、見ました。すばらしかった。この2，3年で見た映画で1番よかった』って直々に感想をいただきました。堤監督からそう言っていただけるとは思っていなかったので本当にうれしかったですね」とにっこり。

　また、観客からの質問に答えるコーナーでは、妻夫木と同じ芸能事務所に所属する俳優・日向亘から質問が投げかけられた。何も知らされていなかった妻夫木は、日向の声に反応し「亘だよね？　同じ事務所の役者です。日曜劇場の『Get Ready！』（TBS系）で一緒に撮影しています」と紹介した。続けて「うちの事務所ってちょいちょいこういう事するんですよ！　『ブタがいた教室』の時は松ケンが仕込みで来て、松ケンが質問してきました（笑）」と振り返った。

　さらに、イベント終盤では、城戸颯太役を務めた岩川晴が急きょ参加。岩川は「こんにちは！　来てくれてありがとうございます」とあいさつしていた。