エレクトロニック・アーツが主催するバトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界大会「Apex Legends Global Series（以下ALGS）Year 3」の「PRO LEAGUE SPRIT 1」Week3が、20日（日本時間）に行われた。同大会には日本チームもAPAC North地域勢として多数参加。Week3で1位となった「GHS Professional」のRaygh（レイ）、Karaaju（カラージュ）、きのこゲンジの3人に、Week3の感想やWeek4への意気込みを聞いた。（構成＝石井宗一朗）

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「ALGS」は、3人1組のチームバトル形式バトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界最高峰を決めるeスポーツ大会。プロだけでなくアマチュアの選手及びチームも参加可能で、今大会の賞金総額は史上最高額となる500万ドル（約7億円）となっている。

　6日から始まったプロリーグの全5地域（北米、欧州・中東・アフリカ、南アジア太平洋、北アジア太平洋、南米）の30チームは、直接招待を受けた22チームと、プレシーズン予選からの8チームで構成。各地域の30チームはALGS前大会とプレシーズン予選のパフォーマンスにより、それぞれ10チームの3つのグループに分けられている。

――Week3の感想をお願いします。

Raygh「1位をとれて『安心した』という気持ちが一番強いです」

Karaaju「自分もひとまず安心といった感じです。これまでスクリムでうまくいってても、大会で結果が出ないことが多かった。今回は1位という形で結果が出たので良かったです」

きのこゲンジ「Week1、2はともに9位という微妙な結果で終わってしまった。Week3でようやく1位という結果が出せたので良かったです」

――Week3で意識したことは何ですか。Week2から変化があればそちらも教えてください。

Raygh「スクリムで経験していないようなことはあまりせず、今まで練習でうまくいったことだけをするように意識しました」

Karaaju「コミュニケーション面でしょうか。次に自分たちがやらなきゃいけないことをしっかりと共有するようにしました」

きのこゲンジ「練習を積み重ねてきたので、Week2よりも状況に応じた判断ができるようになった。そこが結果に大きく影響したのかなと思います」

――自分たちのよかったところ、改善点は。

Raygh「良かったところは、スクリムで練習したことをうまく生かせたこと。改善点は、逆に練習で経験しなかった状況にうまく対応できなかったところです」

Karaaju「良かったところはRayghさんと同じ意見。ただ終盤になるにつれて、会話が成り立たなくなるときがあったので、そこは改善できたらと思います」

きのこゲンジ「自分たちがやらなければいけないことを全員で確認して、それを実行に移せていたのは良かった。改善点は2人が言った通りで、終盤のコミュニケーションと、練習で経験しなかった状況への対応は何とかしたいです」

――印象に残ったシーンを教えてください。

Raygh「一番印象に残ったのは2試合目のチャンピオンをとったシーン。自分たちはYear3で今までとれていなかったので印象に残りました。難しい安地だったんですけど、自分たちでうまく話し合いながらチャンピオンまでもっていけたのも良かったです」

Karaaju「最後の試合の、ドームの内側にいたチームを倒しにいったシーンです。そこで倒せないと、1位での通過が分からないような状況だった。結果的に取りきれたので、一番印象に残ってます」

――GHS Professionalの強みは何ですか。

Raygh「“若さ”がある2人の存在と、試合中に次の動きを話し合えているところです」

Karaaju「3人ともファイトが強いところです」

きのこゲンジ「ファイトしなければいけない場面で、しっかりと勝ち取ることができるファイト力です」

――Week4への意気込み、ファンの方へのメッセージをお願いします。

Raygh「今週の勢いを維持して、常に上位をとり続けて、プレイオフに行きたいと思います。応援よろしくお願いします」

Karaaju「Week3で1位をとって、総合の順位でも余裕を持てているんですけど、それに満足せず、Week4でも良い順位をとれるよう頑張りたい。応援よろしくお願いします」

きのこゲンジ「Week3よりも高レベルな試合ができるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします」