【麒麟がくる】おそるべしマムシ親子!ワル帰蝶全開「賢く美しく強い」

現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第13回が12日に放送された。第13回のサブタイトル「帰蝶のはかりごと」の通り、帰蝶(川口春奈)が夫・信長(染谷将太)のために動く様子が描かれた。

「麒麟がくる」(C)NHK
「麒麟がくる」(C)NHK

さすがマムシの娘…帰蝶が信長のために打った手は

 現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第13回が12日に放送された。第13回のサブタイトル「帰蝶のはかりごと」の通り、帰蝶(川口春奈)が夫・信長(染谷将太)のために奔走する。

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 父・信秀亡き後、家督を継いだ信長。美濃の道三(本木雅弘)は、信長に会見を申し込む。しかし、道三の真の狙いは、信長を暗殺した上で他の織田の者と手を組むことにするかどうかを見極めることにあった。信長は会見を断ろうとするが、実の父・道三の性格を熟知している帰蝶は「断れば臆したと見なされ、私は美濃に戻らなくてはならなくなる。それでもいいのか」と後手に回ろうとする信長に喝を入れる。さらに、会見に向かう信長の着物も「父上は新しきもの、美しきものを好む」と気合を入れて用意。その上、伊呂波太夫(尾野真千子)を使って大量の鉄砲兵をかき集め、見事なプロデュース力で鉄砲に興味を持つ父・道三を圧倒した。

 正室らしく凛とした表情のまま「できることは全てやり、あとはその場の勝負」「これは父上と私の戦」とキッパリ言い切り、信長の背中を押した帰蝶。マムシと呼ばれた道三の娘らしい肝の据わり方に視聴者も「帰蝶はやっぱりマムシの子」「賢く美しく強い」とSNSでは大盛り上がり。初手で相手の度肝を抜く演出で信長を助けた帰蝶を「帰蝶P(プロデューサー)」と呼ぶ視聴者も。

 後半では圧倒される側に回ってしまった道三だが、暗殺されそうになった復讐として土岐頼芸(尾美としのり)に「穏やかに国を出て行っもらう」と言いながらも、頼芸が大事にしていた鷹を惨殺。全く穏やかではない方法で頼芸を国から追い出してしまう。マムシと恐れられた道三と、その娘・帰蝶のワルさが視聴者を引き付けた。

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